無振動パーツ搬送技術により、究極の製品ダメージレスを実現したパーツフィーダおよび無振動式パーツフィーダ応用検査装置
東レ・プレシジョンが開発した無振動式パーツフィーダ”トレフィーダ”は、対象製品を無振動で整列・搬送する新しいタイプのパーツフィーダです。 数mm~20mm程度のパーツ(部品)の整列搬送においてダメージレス、多品種対応、低帯電性等に優れた性能を発揮します。 シンプルなパーツフィーダとしてお使い頂ける他、装置機内に計測・検査デバイスとワーク回収ユニットを設置し、検査装置としてシステムアップも可能です。 【対象パーツ(部品)例】 1.小型~中型フェライト部品(インダクタ部品等、ドラム形状・アレイ形状・スリーブ形状・リング形状・板形状・円盤形状等) 2.小型~中型セラミック部品(各種電子部品等、ドラム形状・アレイ形状・スリーブ形状・リング形状・板形状・円盤形状等) 3.その他サイズ感が数mm~20mm程度までのパーツ(部品) 【必見!動画】 1.インダクタ部品(フェライトドラムワーク)の倒立姿勢制御供給 2.Φ10mmフェライトドラムの表裏面検査・ダメージレス良品回収・自動トレイ移載 3.Φ15mm切欠きドラムの鍔裏外観検査(AI画像処理)・ダメージレス良品回収
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基本情報
【特長詳細】 1.ダメージレス搬送(長短辺・倒立・前後・表裏面合わせ): 無振動のワーク整列によりワークへのダメージを大幅抑制 ガイドフォーメーション、エアブロウ、マグネットユニット等により、ワークの長短辺・倒立・前後・表裏姿勢を制御・矯正 良品判定されたワークは、エア浮上式スロープでダメージレスに回収 2.パーツフィーダ機内検査: パーツフィーダ機内に振動が存在しないため、機内にお客様ご指定の計測・検査用カメラ・各種センサ等、あるいはトレフィーダとの相性が良い当社実績、推奨の計測・検査システムを搭載 無振動・シームレスなガイド誘導によりワークを検査テーブルへ移乗するためワーク姿勢乱れが少ない 3.多品種対応: 1機種で複数品種に対応、品種切替えは数点の部品交換とセンサ閾値調整のみ 4.帯電抑制構造: ワークが機体構造物と擦れる箇所が少なく、ワーク帯電トラブルが起きにくい 5.次工程直結: 無振動のため、リニアフィーダエンドをお客様の次工程と直結可能 6.静粛性: 振動音がなく静粛性に優れる
価格帯
納期
用途/実績例
【適用事例】 フェライト部品(インダクタなど)・セラミック部品などのダメージレス搬送・検査 【適用モデル】 1.トレフィーダS -半導体のような電子部品から、外寸20mm程度のサイズまでに対応した基本のパーツフィーダ 2.トレフィーダV -Sタイプの機能に、表裏・前後方向あわせ機能を加えた高機能型パーツフィーダ 3.トレフィーダIT -整流機構が整えたワーク姿勢を維持したまま、無振動かつシームレスにワークをガラステーブルへ導く整列機能付き検査テーブル 4.トレフィーダIS -ITタイプに当社推奨の画像処理検査システム、3D計測ヘッドなどを装備した計測・検査装置
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精密微細加工技術は、現代の先端産業を支える共通基盤技術としてますます重要視されております。 東レ・プレシジョン株式会社は、1955年の創立以来、合成繊維製造のキーテクノロジーであります紡糸用口金を製造し、 日本及び欧米を含む世界の合繊メーカーに提供することにより合繊業界の発展に貢献してまいりました。 一方でこの間に培った精密微細加工技術の経験と技術は他の産業分野にも幅広く生かされております。 精密加工部品は航空機、産業ロボット、計測制御機器等の重要な部分に組み込まれており、 また独自で開発し設計・製作した流体用特殊ノズルは各種産業機械の重要なコンポーネントとしてその機能を十分に発揮しております。 サブミクロン単位を誇る超精密微細加工技術は、高度情報化社会を実現するために不可欠の光通信分野にも生かされています。 フェルール、アダプター等の光部品に加え各種光デバイスの商品化も行ってきました。 このように超精密微細加工技術のパイオニアとして、今後とも高精度、高品位の製品を送り出すことにより社会に貢献いたします。