マイクロ流体チップを使用した高速PCR装置
マイクロ流体チップ上でリアルタイムPCRを行う装置です。マイクロ流体チップを使用したPCRでは,必要なサンプル量や試薬量が少なく熱反応時間が大幅に短縮されるため,高速で処理を行うことができます(例: PCR 15サイクルで5分以内)。 加熱方式や蛍光検出装置の有無が異なる,全4種類の装置を御用意しています。蛍光検出の励起 / 検出波長領域はカスタマイズも可能です。 装置の加熱方式には以下の2種類があります: ・サーマルサイクリング 温度制御による加熱と冷却を繰り返すことでPCRを行う方式です。 ・連続流 異なる3つの固定温度を持つホットプレート上に置かれたチップの流路をサンプルが移動することで,変性,プライマーのアニーリング,伸長が高速で実施されます。(下記「詳細情報」参照)
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基本情報
【装置の種類】 ■ ChipGenie edition TS プロダクトコード: 10000674 加熱方式: サーマルサイクリング 蛍光検出機能: 無し ■ ChipGenie edition TSO プロダクトコード: 10001106 加熱方式: サーマルサイクリング 蛍光検出機能: 有り ■ ChipGenie edition TS-3Z プロダクトコード: 10000985 加熱方式: 連続流 蛍光検出機能: 無し ■ ChipGenie edition TSO-3Z プロダクトコード: 10001113 加熱方式: 連続流 蛍光検出機能: 有り 【サイズ】 L x W x H: 225 mm x 170 mm x 132 mm 重量: 4.0 kg ※ edition TSOの場合
価格帯
納期
用途/実績例
オンチップPCR
詳細情報
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【サーマルサイクリングPCRチップ】 チャンバの形状,数,容量のバリエーションや追加機能の有無など,幅広いカタログ製品からお選びいただけます。 (チップ1枚あたりの最大チャンバ数: 16)
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【連続流PCRチップ】 プレートの3種類の温度ゾーン上を行き来できるよう,蛇行した流路を持つチップです。様々なサイクル数に対応しています。
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【連続流PCRのコンセプト】 3種類の温度ゾーンを持つプレート上に置かれたチップの流路をサンプルが通ることで,PCRが連続的に実施されます。
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欧州で開発された微細加工技術に基づくマイクロ流体アプリケーション並びにX線光学アプリケーションで使用される製品・技術を,日本のお客様にお届けしています。