LE-3500XR のビット同期通信およびSPI通信の計測テスト速度を最高10Mbpsまで高速化する拡張ファームウェア
●最高10MbpsのHDLCとSPI通信を確実にリアルタイムモニター ●最小1μ秒単位で134217727まで計時可能なタイムスタンプ ●シーケンシャル動作可能なトリガーに同期したパルス出力 ●柔軟なHDLCのアドレスフィルタとアドレスによる振分表示 ●任意のデータを送信できるシミュレーション機能も高速化 ●オートセーブ(自動保存)、オートラン(自動計測開始)、PC接続にも対応
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基本情報
通信データやタイムスタンプの計測を全てFPGAで処理することで、マイクロ秒単位のタイムスタンプと確実な高速データキャプチャーを実現。従来アナライザー用の拡張ファームウェアよりタイムスタンプのカウントビット長を拡大したことで、1μ秒分解能でも通信フレーム間隔が約134秒間以内であればオーバーフローせずに観測でき(従来は1µ秒分解能では0.5秒でオーバーフロー)、また、通信トリガー成立時に外部トリガー端子にパルスを出力できるため、オシロスコープなどの外部計測器と連携が可能になりました。CC-LinkなどのHDLC半二重通信は、フラグシーケンスに続く先頭2バイトのアドレスデータによって、HDLC通信フレームをTXDとRXDに振り分けて見やすく表示します。HDLC、SPI通信共に、データの観測だけでなく、任意のデータ送信できるシミュレーション機能にも対応。SPIはマスターモード、またはスレーブモードで、データとクロックの位相が異なる4パターンの転送モードをシミュレーションできます。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
即日
用途/実績例
ほとんどの大手電機メーカーの製品開発を行なう研究所、大手機器メーカーの製品出荷時の通信性能を検査される品質管理部門、また、通信機器やコンピュータメーカーの技術サービスを行なう部門、ビルや工場内の通信システムの保守を行なう部門、日本国内や海外の大手通信事業者のメンテナンス部門などに数多く納入しております。また、操作が簡単なためハードウェアだけでなくソフトウェアエンジニアの方にもご利用いただいております。小型軽量なので、特にフィールドメンテナンス、サービス部門の方には喜んでいただいております。
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株式会社ラインアイは、元積水化学工業株式会社の電子機器開発メンバーがセキスイベンチャー基金からの出資を受けて設立したベンチャー企業です。2000年10月よりセキスイ電子株式会社の電子機器事業は株式会社ラインアイが事業継承しました。使いやすさ重視の小型通信計測器「ラインアイ」シリーズや柔軟なシステム対応力のある通信変換器「SI」シリーズでおなじみいただいているメーカです。