米国ASTM規格の圧力方式を採用!透過成分の分離、検出にガスクロマトグラフを使用してます
『GTR-11/31』は、ASTM方式(圧力法)を採用し、透過成分を分離検出して ガスクロマトグラフのもつ汎用性を活かしたガス透過率測定装置です。 カラムで分離された成分を熱伝導度検出器で検出。 予め求めてある検量線より各々の成分の透過量を求め、透過率、 透過度の計算を行うことが可能です。 当装置の応用により、食品・薬品などの包装材料の試験、分離膜や 富化膜の研究に、さらに繊維、合成化学、樹脂などの研究開発部分に 巾広くご利用いただけます。 【特長】 ■長年の実績 ■混合ガスの透過率が同時測定可能 ■高い検出感度 ■取り扱い操作が容易 ■低温状態での測定が可能(冷凍機オプション) ■パソコンによる自動化も可能(オプション) ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問合せください。
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基本情報
標準仕様 検出方式 :ガスクロマトグラフTCDによる検量線方式 透過セル数 :1~3個 (GTR-11A:セル1個、GTR-31A:セル3個) セル材質 :SUS304及びフッ素ゴムOリング 透過面積 :GTR-10XA 15.2cm2(φ44mm)・・・変更可能 試験片の厚み :最大1mm(オプションで1~2mm、2~3mm用) 試験片サイズ :φ56mm 測定対象ガス :H2、O2、N2、CO2、CH4等のドライ単一ガスまたは混合ガス 試験ガス圧力 :0~600kPa 透過係数測定範囲:10e-14~10e-6 cc・cm/cm2・sec・cmHg 透過度測定範囲 :1~10000 cc /m2・24hr ・atm 測定温度範囲 :室温付近~150℃ (恒温槽方式。オプションの冷凍機使用で10℃~) その他 :カスタム仕様もございます。ご相談ください。
価格帯
納期
用途/実績例
===測定対象物 一例=== 食品包装容器・カップ麺容器・冷凍食品容器 飲料容器(ペットボトル・缶・ビン等) 分離膜 金属 ゴム・樹脂・ボンド類 ガラス ラミネート
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当社は、「ガス・水蒸気・液体透過率測定装置」の専門メーカーとして設立いたしました。 現在では、ガスの透過のみならず、水蒸気の透過、加えてPVセルによるVOC液体の透過、 TセルによるVOC蒸気の透過と幅広く展開しております。 更に製品形状におけるチューブ・パイプ等のガス、ガソリン・VOC等の 液体の透過測定が可能なGCシェド(GCシェド:日本国特許取得、米国特許取得)、 燃料電池用電解質膜透過度測定装置、電解質膜ピンホール検出装置、 Li-ion電池・電解液用透過度測定装置等を新しく開発、透過測定の応用範囲を拡大させています。