当社の『スルホン化ポリエーテルスルホン(S-PES)』は、RFB電解質膜用途で高いプロトン選択性を発現します。
バナジウム系レドックス電池(RFB)は充放電サイクル耐性や安全性に優れる ため、大型の二次電池として期待されています。 現在一般に使用されている電解質膜材料は、パーフルオロカーボンスルホン酸 ポリマーですが、非常に高価であることが広範囲での実用化を妨げていると 考えられており、芳香族ポリマーにスルホン酸基を導入した炭化水素系材料が 検討されています。 当社は、S-PESの緻密膜を作製し、RFB用電解質膜としての性能を評価しま した。 結果、膜耐久性はパーフルオロカーボン膜と同等に強く、クロスオーバー (プロトン選択性)はパーフルオロカーボン膜に対し、5倍程度優れた結果が 得られました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【S-PESの品質一例】 ■外観:淡褐色粉末 ■スルホン酸基導入率:30% ■重量平均分子量:130,000 ■水分:≦3% ■開発ステージ:パイロット実績有 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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用途/実績例
【クロスオーバー試験結果】 ■S-PES膜 ・膜耐久性:1.0 / クロスオーバー:1.1×10^-7cm2/min ■パーフルオロカーボン膜 ・膜耐久性:1.0 / クロスオーバー:4.8×10^-7cm2/min ■S-PEEK膜 ・膜耐久性:3.7 / クロスオーバー:1.1×10^-6cm2/min ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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小西化学工業株式会社は、情報電子材料、機能性樹脂、特殊モノマー、 ケイ素系有機/無機ハイブリッド材料、医薬中間体など多岐に使用される 機能性化学品の開発・製造・販売及び受託製造を行っております。 新たな技術やお客様のニーズを私たちなりに 化学に翻訳して新しい機能材料の設計に挑戦します。