医療・ヘルスケア用ナノファイバー電界紡糸装置 ESMシリーズ
MECC Electrospinning System for Medical and Healthcare
人工血管やステントなどの開発に向けたナノファイバーの製造に。 電界紡糸法で高品質なナノファイバーチューブを製作できます。
ESMシリーズは、医療・ヘルスケア用のアプリケーションのために開発されたナノファイバー電界紡糸(エレクトロスピニング)装置です。 様々なポリマーを利用して、繊維径、膜厚の均一なナノファイバーをいろいろな形状に紡糸することが可能です。 最近では、人工血管やステントなどの医療用途のチューブの製作や、ヘルスケア用途にヒアルロン酸やコラーゲンを材料としたナノファイバーシートに注目が集まっています。 当装置は、吸気口にHEPAフィルターを使用し、チャンバー内のほぼすべての部品は抗菌性の高いステンレス部材や無塗装、低発塵の材料を使用しています。さらに可動部はチャンバー外に設置し、発塵の影響を最小限に抑えた設計にしています。
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基本情報
■モデル名:ESMシリーズ ■主な作製物:不織布・ナノファイバーチューブ・配向膜・芯鞘ファイ バー など ■コレクター:プレート・ドラム・マンドレル・ディスク など ■スピナレット:クリップ・芯鞘・マルチジェット・11連 など ■高圧電源: 30kV~50kV ■制御機器:タッチパネル(紡糸距離・高電圧・トラバース距離・コレク ター回転数、ノズルクリーニング回数などを設定) ■外形寸法:1460W x 950D x 1950H (mm) ■安全装置:高圧表示・非常停止・ドアロック・フィルター警告 など ■重量:1200kg以下 ※詳しくは電話、または問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。 Tel. 0942-41-2200 HP: https://www.mecc-jp.com/nano/contact/
価格帯
納期
用途/実績例
■当装置の用途 医療・ヘルスケア用のアプリケーション開発 ■作製例 φ3~5mm のマンドレル棒をコレクターとして回転させ、20~30KVの高電圧により電界紡糸をおこない、ナノファイバーチューブを製作。 ■ナノファイバーの特長を利用した製品開発例 1.生体細胞培養、増殖の足場(スキャホールド) 2.薬剤徐放・薬剤伝達システム (DDS) 3.人口血管・ステント向けチューブ開発 4.創傷、治療用途
詳細情報
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ポリ乳酸シート
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ゼラチン
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企業情報
石油ショックによる物価上昇で省エネ時代に突入した1973年、福岡県小郡市に医療機器のメンテナンスを行う会社が設立されました。当時の従業員はわずか3人。これがMECCの始まりです。 やがて、メンテナンスの傍らで開発していた「生体現象写込装置」を完成。この装置は現在も生産されており、全国の多くの病院で活躍しています。 現在は、液晶や有機ELパネルの検査装置を開発。世界中のユーザーの多様化するニーズに迅速に、そして的確に応えられる新しい技術開発に挑戦しています。また、長年の実績と技術力を活かし、ケーブルテレビ事業、高速インターネット通信とビジネス領域を広げていきます。高度情報化社会にふさわしい活力あふれる都市を、世界の様々な人々とコミュニケーションできる社会を築いていきたいのです。