マイナス120℃の超低温測定に対応するLoRa対応プローブ型温度センサー
新型コロナワクチンをはじめとするディープフリーザー(超低温冷凍庫)への対応ニーズの高まりを受け、「LAS-604V2-UL」は、-120℃~200℃までの広範囲の温度測定に対応。リチウム電池(2400mAh)2個を内蔵しており、1時間に一回の測定データ送信の場合、電池交換無しで約5年間の稼働をサポートします。 これまで人が定期的に目視チェックしてきた冷蔵庫の温度管理、記録、保守といった作業をLoRaネットワークで、コスト、システムを最適化し、作業を自動化することを目的としたのがこの「LASシリーズ」です。 「LASシリーズ」は、LoRaネットワークを通じて定期的(通常モードでは1時間単位)に環境温度をクラウドサーバーへアップロードします。センサーは5分間隔での温度測定を常時おこなっており、設定した温度範囲外になると、温度異常としてクラウドサーバー経由で予め指定された「電話番号」と「メール」に対して一斉に警報を発信しますので、確実に、かつリアルタイムに障害を把握することができます。
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基本情報
■LAS シリーズの特徴 ・冷蔵庫、冷凍庫の温度をリアルタイムで一元管理。 ・温度管理・記録・異常の検知と警報をすべて自動化。スタッフの作業時間、負担を削減。 ・既存のネットワークは利用せず、温度センサー用に専用のLoRa ネットワークを構築。 ・冷蔵庫、冷凍庫のメーカー、種類を問わず、簡単に後付できる。 ・管理温度の範囲を超え異常温度を検出したら、電話とメールで警報を通知。 ・全国のどの拠点、どの冷蔵庫で異常が起きているか、離れた拠点や本部からも把握することが可能。 ・温度管理のみならず、LoRa 対応のマグネットセンサー、人感センサーなどのセキュリティ用センサーも同一ネットワーク内に統合可能。
価格帯
納期
用途/実績例
「LASシリーズ」はこれまでHACCPによる有事の迅速な対応・品質管理の徹底が求められる食品スーパー、食品工場や、治療薬や検体、細胞、ワクチンといった厳格な温度管理を要する医療、医薬品業界など、多くのお客様にご利用いただいています。
企業情報
当社は、株式会社コヴィアのIoT事業を基盤としつつ、CYBERDYNE株式会社のサイバニックデバイスやサイバニックインタフェースと複合融合し、 設立した合弁会社です。 弊社のこれまでの開発実績には、モバイル通信、近距離通信、GPS、各種センサーノード、情報セキュリティ、クラウドサービスなどの先進技術が網羅されており、この実績や開発のノウハウそのものが核心となり、IoTの分野でのシステム全体を最適化する提案を可能にします。 大型のOEM/ODM案件から、小ロットのカスタム対応、またお客様独自ブランドでの製造まで、これまで培ったノウハウをもとに先進の技術で最適なハードウェアを構成し、開発、製造に技術サポートを合わせて、スムーズにシステムを稼働に導きます。