全断面高強度(ズブ焼入れ)の表面のみを軟化し、高強度鋼材でありながら耐遅れ破壊特性(耐水素脆性)を大幅改善させた鋼材です。
高強度鋼材(引張強さ目安:1200~2200MPa)に対して、遅れ破壊の起点となる表層部のみを遅れ破壊リスクが低くなる1200MPa以下に軟化させた鋼棒です。(特許取得済) 本技術の適用により、高強度鋼材、高応力部品の耐遅れ破壊特性(耐水素脆性)を大幅に改善でき、また表層の軟化により加工性が向上し、機械加工が容易になります。 高応力ばね用鋼線、高強度異形PC鋼棒 等で 量産適用されています。
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ネツレンは、1946年(昭和21年)、わが国で初めてIH(Induction Heating=誘導加熱)技術の事業化・工業化に成功いたしました。 このIH技術は、クリーンな電気を熱源とする地球環境にやさしい無公害(Ecological)・省資源(Economical)のダブル・エコ(Double Eco)の技術であります。 ネツレンはそのパイオニアとして、創業以来蓄積されたIHに関するノウハウと、高い技術・開発力を基盤に、熱処理受託加工に加え、オリジナリティーの高い製品を開発し、あらゆる産業に変革と貢献をもたらしてまいりました。 ネツレンが、今日ここに存在し、幾分なりとも社会のお役に立つことができておりますのも、 皆様の変わらぬご愛顧と温かいご支援の賜物であります。 ネツレンは、「顧客・取引先・株主・社会・従業員との調和および共生を通じた企業価値の向上」を図るため、将来に向けて凛とした存在感のある会社であり続けることを目指し、「技術のネツレン」という創業の原点に立ち返り、これからの時代に、より一層、社会のお役に立つよう、たゆまざる努力を続けてまいりたいと思います。