温度分布や熱伝導状態を常時監視し、即時品質判定が可能です!
『LEXA THERMOMETER』は、レーザ溶接中に「溶融池およびその周辺部」の 温度分布や熱伝導状態を常時監視し、即時で品質判定するモニタリング システムです。 溶接中の溶融部~凝固部の温度対流や脈動の可視化ができ、また その周辺部の熱伝導の可視化も可能です。 事後に温度解析することで、溶接状態をより深く理解できます。 【機能】 ■溶接中の溶融部の温度分布の可視化 ■溶接中の凝固部の温度分布と熱伝導の可視化 ■測定範囲:低温 500~1500℃、高温 1500~2500℃ ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お問い合わせください。
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LEXA THERMOMETERは、レーザ溶接中の溶融池や溶接ビード、熱影響部の温度をカメラで捉えて、温度分布を可視化・定量化します。 このモニタリングシステムは、温度分布を可視化した熱画像や、温度測定結果を基に、良好な溶接条件を導き出すなど、信頼性の高い工法開発へ導いてくれるモニタリングシステムです。また、ユーザーが独自の閾値を設定する事で、温度分布を着眼とした熱マネジメントが可能となり、従来とは異なる次元での溶接品質管理や即時判定も可能なシステムです。
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溶融部の温度分布やその周辺部の熱影響など、リアルタイムに変化する温度分布の可視化が可能です。 単色法および2色法の温度測定方式が選択できます。 単色法は、測定するワークの材質や表面状態に合わせて放射率補正をかけて温度測定をします。 2色法は、2台のカメラを用いて異なる2波長で同時に撮影し、カメラ画像の輝度比から温度を計算します。2色法は、温度を計算する際に放射率を設定する必要がありません。放射率が特定できないワークでも温度測定が可能です。
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任意の大きさの矩形を配置して、矩形内の平均温度の時系列データを保存できます。矩形は最大4つまで設定できます。キーホール周囲や、溶融池の中心部など、気になる部位の温度変化を解析できます。
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前田工業では、精度の高いレーザ工法を実現するために、多様な種類のレーザ装置、各種周辺機器及び分析機器を取り揃えております。また、自社開発したレーザ溶接用のモニタリングシステムを用いることで、キーホールと溶融池の可視化/計測/即時品質判定ができるようになり、レーザ溶接の工法開発においては、実験結果をデジタルデータでお客様へご提供させて頂く事が可能となりました。これにより、レーザ溶接における技術根拠を精度良く把握できるようになり、お客様の進むべき方向性を明確にする事が可能となりました。これは、開発時間の大幅な短縮とレーザ技術導入時のリスク低減につながり、お客様へ多大なメリットを持たらします。 また、得られたインプロセスにおけるデジタルデータは、その場でレーザ加工中に適応制御を行い、加工状態の最適化を常に維持することで、品質の安定に繋げることもできます。