超音波を用いた新な粘弾性測定ができます。液体、固体のバルク及び表面の粘弾性が測定できます。表面の劣化やスキン層分析に威力を発揮!
これまで粘弾性測定は100Hz程度までが一般的でしたが、実際の製品のではより高周波が望まれていました。HFR002は超音波の伝搬を利用して複素粘弾性を測定できます。 すべてのひずみは音速で伝搬して全体の変形となります。その間に減衰が大きいものが粘弾性体と呼ばれています。貯蔵弾性率は音速で測定できます。減衰から損失弾性率が測定できます。 弊社独自の表面法による測定では、これまで不可能であった表面の劣化やスキン層の影響が分析できます。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
測定周波数 センサを付け替えて希望の帯域での測定ができます。 *バルク測定(底面法)と表面測定(表面法)は同じサンプルで同時に測定できます。 縦波センサ帯域(体積弾性率ベースの測定) Lセンサ:0.5~2.0MHz Mセンサ:2.0~7.0MHz Hセンサ:5~20MHz この他にも、せん断弾性率ベースの測定が可能な横波センサも準備しています。 受託測定で課題とセンサのマッチングを検討できますので、ぜひご連絡ご相談ください。
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
用途/実績例
・ゴムの表面劣化分析 ・スキン層・層状態の粘弾性分析 ・表面粘弾性測定 ・タイヤ等の摩擦に関係する表面の高周波粘弾性評価 ・バブルやフィラー充填による粘弾性変化評価 ・インクジェットインクの粘弾性比較 ・食品、化粧品の高周波粘弾性評価
カタログ(4)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(1)
企業情報
高周波粘弾性株式会社は、主にゴムなどソフトマテリアルの代表的物性である「粘弾性」を、これまでは普及していない1~20MHz程度の「高周波」で室温測定できる新たな技術をコアとしています。 高分子材料の経年劣化や衝撃強度改善への応用なども検討しています。 現在、高周波粘弾性技術の応用・拡大を支えるツールとして測定評価装置の販売と受託測定をさせていただいています。 様々なお客様の課題に応用して、これまでに無い新たな切り口を提供しています。 また、メカトロ機器開発や高機能部品開発さらに計測機器開発で培った経験を活かして、事業再生や新規事業領域の支援をさせていただいていますコア