3Dプリンター製輸液ライン固定プレート
3Dプリンターは試作だけではなく、最終製品の使用にも耐えうる強度や耐久性を持ち合わせた材料のラインナップがあります。例えばナイロン12の靱性と3Dプリントの自由な形状実現性を考慮した設計を取り入れることで、構造や操作もシンプルな治具やパーツの製作が可能です。 ■加工方法 3Dプリント:HP Multi Jet Fusion(マルチジェットフュージョン方式) ■材質 PA12(ナイロン12) 【お悩み】 ・複数の輸液ラインコネクタを同時使用する際には、それぞれが絡まり取り扱いに苦労をしていた 【ご要望】 ・器具を使うこと無く、簡単に取り外しすることができるシンプルな固定治具が欲しい 【ご提案】 3Dプリンターのナイロン12は、靱性が高いためバネやヒンジのような構造の再現が可能です。今回はワークを固定する部分に、素材の特性を活かしたバネ構造を採用しました。一体構造にすることで誰もが操作がしやすい取り付け機構と部品点数を減らすことで治具自体の管理のしやすさも追求しました。
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基本情報
【造形方式ラインアップ】 ■FDM(熱溶解積層方式) ■SLS(粉末焼結積層方式) ■Powder Bed Fusion(粉末床溶融結合方式) ■HP Multi Jet Fusion(マルチジョイントフュージョン方式) ■PolyJet(紫外線硬化方式) ■Binder Jetting(粉末固着積層方式) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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弊社は、1937年創業以来80年余りに亘り、PEEK樹脂、ポリイミド樹脂(メルディン)をはじめとする、スーパーエンプラと呼ばれる高機能性樹脂材料の超精密微細加工、機械切削加工、溶接、溶着加工、三次元加工、ラッピング、ポリッシング加工を 行ってまいりました。 また、2010年には3Dプリンターおよびそれに付随する最新の3Dデータ作成ソフト、3D/CTスキャナーを導入し、一歩先んじた3Dモノづくりのご提案を開始いたしました。 すべてのモノづくりにおいて、装置やソフトメーカーに依存することなく、メーカーの立場で選定し、使いこなしてきた当社は、製品においては絶対の信頼をいただくための高精度なものづくりを、3Dデータにおいては、使用目的をまず第一に考え、お客様の目的に合う3Dデータをご提供いたします。