超硬コーティング【Tiger・tec Gold】 は、ミーリング、穴あけ、旋削の様々な切削加工において優れたパフォーマンスを発揮
旋削、穴あけ、ミーリング – Tiger·tec Gold は、特別なコーティングプロセス、膜厚、層構造、表面処理およびチップブレーカーにより、様々なワークピースにおける高い要求を満たします。 旋削加工 切れ刃が連続して切削を行う旋削加工は、チップ材種に切削熱への耐性が特に求められます。Tiger·tec Gold 旋削チップは、きわめて優れた耐熱性により抜群の工具寿命を発揮する稠密微細柱状晶TiCN+Al2O3 CVDコーティングを採用しています。 穴あけ加工 チップ交換式工具による穴あけ加工においては、外周刃チップと中心刃チップの周速が異なります。薄膜PVDコーティングにより好適な耐摩耗性と靭性のバランスを実現します。 ミーリング加工 ワークピースへの進入と退出を繰り返すミーリング加工においては、特別な構造を持つハイパフォーマンスコーティングが必要です。鉄系および鋳鉄系ワークの高速加工では、特別なULP-CVD TiAlNコーティングが最大の効率性を発揮します。もう一つのPVD Al2O3 コーティングは、ステンレス系および難削材ワークの加工において切れ味と耐熱性を両立します。
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基本情報
・鉄系旋削加工に革命をもたらす独自のテクノロジー – チップの耐逃げ面摩耗性を大幅に高める稠密微細柱状晶 MT-TiCN – 結晶の弾性を大きく改善する多層 MT-TiCN 構造 – クレーター摩耗を最小化する稠密 Al2O3 構造 ・優れた耐摩耗性と靭性のコンビネーション - Tiger·tec Gold 穴あけ加工用チップ材種 – 最高レベルのフレキシビリティ:高合金鋼、オーステナイト系ステンレスおよびチタン合金などのさまざまな被削材に幅広く対応 – 高い靭性により、強断続切削や長い突き出しにおいても安全に加工でき高いプロセス信頼性 – ゴールド色の最外層により高い摩耗の視認性 – 長い工具寿命により加工ワーク数を最大化し効率性を向上 ・先進のミーリング加工を実現する先端テクノロジー – ワルター独自のULP-CVDコーティングテクノロジー – きわめて安定的かつ高いアルミニウム含有量のTiAINコーティング – 母材をアブレーシブ摩耗、熱亀裂、塑性変形および拡散摩耗から保護
価格帯
納期
用途/実績例
加工実例 ドライブシャフト – 外径旋削加工 被削材: マンガンクロム鋼(DIN 21MnCr5 / 1.2162) 引張強度: 610 N/mm² 工具: DDJNR2525M15 チップ: DNMG150612-RP5 WPP20G vs. 競合他社 P20相当 ISO旋削チップ 切削条件: vc [m/min] 250 f [mm] 0,45 ap [mm] 1,5 - 4,0 クーラントエマルション 30 bar 結果(工具寿命): 競合 120ワーク に対して Walter 240ワーク (+100%) を達成
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当社は、世界有数の切削工具メーカーの1つです。 1927年に世界初の超硬切削工具を開発して以来、旋削、穴あけ、ねじ切り、ミーリング加工向けの精密切削工具および切削加工ソリューションを提供しています。 また顧客と協力して、航空宇宙、自動車、エネルギーおよび一般部品加工の各産業分野におけるカスタムソリューションを開発し提供しています。