通信範囲を限定した、セキュアかつ高速な近距離無線通信技術です。
PaWalet Linkは、有線通信技術の一つであるWavelet OFDM技術を無線に応用した近距離無線通信技術です。磁界を使った通信方式であり、ループアンテナを利用することで通信範囲を限定しています。同じ技術で有線/無線それぞれの通信が可能であるため、それらを組み合わせたハイブリッドネットワークも容易に構築できます。さらに、マルチホップ技術を利用することで、大規模ネットワークへの拡張も可能です。 【無線通信の特長】 ■ 磁界を使った通信方式であり、送信電力およびアンテナ形状(開口面積)により、通信範囲(数mm~数十cm)を限定 ■ ワイヤレス電力伝送(WPT)との併用で、高速通信に加えWPT制御および位置検出が可能 【無線/有線のハイブリッド通信の特長】 ■ OFDM変復調、誤り訂正や暗号などの機能を用いた通信により、理論上の実効速度でMax. 数百Mbpsクラスを実現 ■ 多彩なモード/チャネルにより、様々な活用シーンに適用可能 詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 本技術を活用したソリューションを一緒に検討いただける方も募集しています。
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基本情報
【PaWalet Link技術に関する基本仕様】 ■ 利用形態:(近距離)無線/(高速or長距離)有線 ■ 変復調:Wavelet OFDM ■ 周波数帯域:~110MHz ■ PHY速度:(理論上)最大1Gbps ■ モードとチャネルID数:9モード、15チャネルID ■ 誤り訂正:リードソロモン符号、連接符号、(LDPC-CC) ■ ネットワーク構成:1対1、1対N、N対N など ■ 暗号方式:AES 128bits ■ 通信モード:ハイスピード、ロバスト ■ マルチホップ:10ホップ ■ 接続数:Complete版:128台、マルチホップ版:1024台
価格帯
納期
用途/実績例
【使用例】 ■ 各端末に通信線(例えば Ethernetなど)を接続し、近距離無線通信利用 ■ 各端末に通信線(例えば制御線や同軸線など)を接続し、無線/有線のハイブリッド通信ネットワーク環境構築 ■ WPT併用で、高速通信に加え、WPT制御および位置検出に利用 ■ WPT併用で、スリップリングの置換え(無限回転) ■ 隣接PaWalet端末間で干渉する場合は、チャネルを切り替えることで干渉回避 【活用イメージ(+WPT)】 ■ e-Mobility(EV)への展開例 ■ e-Mobility(e-Scooter)への展開例 ■ e-Mobility(Robot)への展開例 ■ 水中・海中IoTへの展開
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Nessum(ネッサム)プロジェクトは、これまで20年以上に渡り当社独自の通信技術であるNessum(旧名称:HD-PLC)の技術開発や事業推進を行ってきました。 2000年代初頭に家庭向けのネットワーク技術として誕生したNessum(当時はHD-PLC)は、大幅な技術進化により、ビル・工場・社会インフラなどの大規模ネットワークにも対応し、B2B向けの幅広い事業分野におけるIoTソリューションとして、お客様のお困り事解決に活用いただいています。 当社Nessum技術をお客様環境のIoT化によるDX/GXの推進にご活用ください。