電波暗室構造の大型自動検査施設で日本品質を維持する!
今秋発売予定のミリ波レベル計の製造・検査に特化した簡易電波暗室構造・大型自動検査施設『Waveラボ』(研究棟)が始動。 ミリ波レベル計は、周波数の高さと精度の高さから、その性能を担保するために外乱反射の影響を及ぼさない専用の検査設備が必要です。 更に最大120m の長距離を測定する能力を維持するため、最短でも20m 程度の距離を障害物の影響なく測定できる環境がなければ精度の検証および評価ができませんでした。 工場環境で20m の測定距離を確保しようとした場合、サイドビームの広がり8°(メインビーム=4°)から、20m 到達時の電波の広がり直径は約2.8mで障害物の無い空間が必要となります。 また、多重反射を防止するための余剰空間も確保する必要があり、広がった電波が乱反射せずに吸収される環境(内壁が電波吸収体で覆われた電波暗室構造)も準備しました。 Waveラボで検査したミリ波レベル計(今秋発売)をご使用いただく全てのお客様に安心の性能をお届けします。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【研究棟『Waveラボ』の概要】 <簡易電波暗室> ・サイズ :W3.6m×H3.6m×L23m ・吸収性能 :C-band=-40dB X-band=-45dB K-band=-50dB Ka-band=-50dB W-band=-50dB以上(自社評価値) ・使用電波吸収体:E&Cエンジニアリング株式会社 VHP-4 <検査装置(ターゲット)> ・可動ストローク :最大20m ・ターゲットサイズ:W1.5m×H2.7m ・移動スピード :0~430mm/s(可変) ※※興味のある方は施設見学も可能です※※
価格帯
納期
用途/実績例
■製品検査設備 ■施設見学も可
企業情報
株式会社マツシマメジャテックは、1946年の創業以来「現実には限界があるが、可能性は無限である」という社是のもと、あらゆる計測技術を駆使して現場の見える化を実現することに挑戦し続けてきました。 弊社が提供するセンシング技術はお客様の現場の生産性向上や、省力化などのいわゆる「過酷な現場での人の介在を少なくする」商品であり、一方で提供する商品に関わるものは「毅然とした中でも、人として思いやりや優しさのある対応」を心がけてまいります。 安心感と安全を提供し、ご相談いただける企業「ファーストコールカンパニー」を目指します。