独自の抗体作製技術 ~HuCALテクノロジー~
HuCALテクノロジーは、 動物に依存しない抗体産生技術であり、全て in vitro でセレクションを行います。 具体的には、ヒト抗体遺伝子が組み込まれたファージにより抗体を提示させ、抗原と結合させます。 提示された抗体(Fab抗体)とそれをコードする遺伝子がファージ粒子という形で一対一に対応しているため、 多くのFab抗体の中から抗原に結合したFab抗体の遺伝子を容易に特定することができます(ファージディスプレイ)。 抗原を固定化したプレートに、ファージを含む液を加え、 提示された抗体を介してファージを結合させ、洗浄により抗原に結合しなかったファージを洗い流し、 その後、結合したファージを溶出し回収します。 この工程を数回繰り返すことにより、抗原により強く結合するファージを濃縮することができます(パニング)。 パニングにより得られた、抗原と強く結合したファージにコードされる抗体遺伝子を大腸菌で発現させ、Fab抗体の精製を行います。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問合せください。
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基本情報
▼まずは、プランニングから▼ 『抗体職人』のモノクローナル抗体作製サービスは、お客様より抗体作製のご相談を頂くと、最初のステップとして抗体作製のプランニングを行います。 お客様の使用目的に適した抗体を作製するために、抗原の特徴や抗体のご使用目的などをお伺いいたします。 次に、取得する抗体の目的に応じた抗原デザインを行い、抗原のタイプや抗体の用途に合わせた戦略的セレクションの方法を、プロセスの全体にわたって経験豊富な担当者からご提案させて頂きます。 ▼お届け抗体のフォーマットと再生産▼ 作製する抗体は、Fabとなっており、1価あるいは2価の選択と、2種類のタグをお選び頂きご希望のフォーマットでお届けします。得られた抗体は、大腸菌の組換え体として精製するため、何度でも、同じ品質でお届けいたします。 また、Fabを、IgA、IgE、 IgG、IgMなどの免疫グロブリンアイソタイプへの変換も容易に行うことができます。
価格帯
納期
用途/実績例
『抗体職人』で作製された抗体は、様々な用途において、従来の方法で作製された抗体と同様にお使い頂けます。 さらに、Fab抗体であることから、Fc領域とレセプターの結合を防いだり、ヒト抗マウス抗体(HAMA)の反応を最小化するためにFc領域を除去する必要がないなど、アッセイ系によってはさらなる利点となる性質をもっております。 また、タグ特異的な検出用抗体は多くの用途において非常に有用です。
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ジーンフロンティアは、抗体医薬を含むバイオ医薬の加速化に繋がる事業領域を拡充してきており、独自技術の開発も進めてきております。 今後は、それらの研究開発・事業開発を加速させ、世界に向けて一段の成長を目指してまいります。 今後も革新的な医薬・診断薬開発のための独自の技術・サービスの提供を目指し、お客さまから信頼されるパートナーとして、21世紀の医療に貢献します。