心筋細胞の収縮力に対する薬物の毒性や有効性の分析を容易にする装置です
心筋細胞で構成されるひも状の心筋組織の収縮力をリアルタイムに測定する装置です。 心筋細胞の収縮力に対する薬物の毒性や有効性を容易に分析できます。 専用のバイオリアクターでひも状の心筋組織の作製が容易です。 急性期や慢性期の研究も可能です。
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基本情報
下記の4つで構成される装置です。 ・CTScreenメインシステム ・計測/分析ソフトウェア付属コンピュータ ・灌流・温度制御システム ・電気刺激システム
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
心筋細胞の収縮力に対する薬物の毒性や有効性の分析 実績1 抗マラリア薬のHydroxychloroquine(HCQ)とazithromycin(AZM)が心筋細胞に及ぼす影響を分析したところ、AZMは用量依存的に負の強心作用を示し、それはHCQによって悪化した。 J Mol Cell Cardiol. 2021 Apr;153:106-110. doi: 10.1016/j.yjmcc.2020.12.014. 実績2 フリードライヒ運動失調症のモデルとしてフラタキシン(FXN)遺伝子欠損のヒト多能性幹細胞由来心室心筋細胞を用いてひも状の心筋組織を作製して収縮力を分析した結果、健常対照と比較して70-80%減衰していた。また、レンチウイルス導入によるFXNタンパク質レベルの回復がFXN欠損hvCTSの収縮力欠損を回復させることが確認された。 Stem Cell Res Ther. 2019 Jul 8;10(1):203. doi: 10.1186/s13287-019-1305-y.
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脳科学の研究において必要とされた超高速イメージング装置を開発後、脳科学研究途上で生まれたアイデアの数々を事業化する目的でブレインビジョンは1998年5月に理化学研究所の公式ベンチャー企業として設立されました。 これまでに100台以上の超高速イメージング装置が世界中の主要な脳科学・心臓研究機関で先端的な研究活動に貢献しています。近年では、オプトエレクトロニクス分野でも高く評価され、すでに関連研究機関や液晶メーカーでの研究開発に貢献しています。今後の更なる産業分野での活躍が期待されています。 ブレインビジョン社は、脳科学研究から生まれた革新的な技術を市場に提供し、科学と産業の進歩に貢献することを目指しています。