ペルティエとゼーベック効果実験装置
異種金属間の電圧から温度差を作るペルティエ効果、その逆で温度差から電圧を作るゼーベック効果を利用して、熱電発電の性能実験を行う卓上型装置です。 ゼーベック効果実験では、外部からの冷水と可変電気ヒータ出力によってデバイス冷却面と熱面の温度差からの電圧を計測します。 ペルティエ効果実験では、電気ヒータ、貯水タンクと給水ポンプ、電流を調整して、デバイス表面温度差を計測します。 水の流れを正確に計測することで熱移動量を計算し、温度勾配と電力から性能を評価することができ、各モードでの成績係数(COP)やエネルギーバランスを分析します。装置パネルには概略図が記載され、ヒータ出力(w)、冷却水出入口(℃)、デバイス表面温度(上下)、電圧と電流、電力をデジタル表示します。 オプション(別売)のデータ自動収集システム(VDAS-B)を使用することで、各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集すると共に、実験結果を解析することができます。
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基本情報
TD1008仕様 寸法・重量:810 x 500 x H600、約47kg 電 源:AC100V/3A 50/60Hz 熱電対:K型、4ヶ所 電気ヒータ:60W サーマルリレー:130℃(上側) ペルティエ供給電流:最大6A(特定条件下では短時間7.5A) ペルティエ用ポンプ:最大1L/400秒(0.15L/min) 熱電交換素子:固体半導体 1段 ペルティエモード:Vmax=約DC16.4V、Imax=約7.4A ゼーベックモード:負荷抵抗約2.5Ω、出力<約2W、開放電圧約3.12V 最大温度差:ΔT=約74℃(ホット側50℃時) 操作温度範囲:+5℃から+40℃ 給水 :清潔で20℃以下の冷水、水圧1bar以上3bar以下、流量1L/min以上 安全機構 :過温度保護装置、ポンプ過圧保護装置付
価格帯
納期
用途/実績例
主な実験内容(参考) 実験1 ゼーベック係数の算出 実験2 熱流逆転の実演(電流逆転) 実験3 電源としての性能評価 実験4 ペルティエ冷却曲線 実験5 デバイス温度固定において供給電流変化が及ぼす影響 実験6 供給電流固定においてデバイス温度変化が及ぼす影響
詳細情報
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独自の計算式入力やレイアウト変更が可能 VDAS-B(別売)の画面図
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システム 概略図
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熱電変換材料 概略図
カタログ(1)
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メガケムは全国の大学、短大、高専、高等学校、専門学校へ各種実験、実習装置の設計・製作・輸入販売を行っています。 世界は様々な分野において発展を遂げてきましたが、私たちの地球環境は自らによって乱され限界に近づいている様に思えます。地球環境と共生する新しい日本の技術を世界は求めています。