【マスターチャンバーで安定!?検証実験】
冬場も安定!? サイクルタイム短縮!? 差圧式エアリークテスターの誤判定でお困りでは無いでしょうか? ・ノーリーク品のリトライ回数が多い… ・規定のサイクルタイムに収まらない… ・冬になるとテスト結果が安定しない… そんな問題をマスターチャンバーが解消します! 9割のユーザーがマスターなしに比べ繰返し性 50% 向上を実感。 [高性能] [堅牢性] [信頼性] MCシリーズで品質向上に貢献します。 今回はその検証実験を行ってみましたので 是非ご参考にして頂けれと思います。
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基本情報
1.【概要】 マスターチャンバーを付けた時と付けなかった時の差で 漏れ量と等価内容積がどれぐらい変化する・安定するのか検証。 なおワーク側には,MC-2000B(マスターチャンバー)を常時接続して検証 2.【実験に使用する機器】 ・LS-R902(エアリークテスター) 1台 URL : https://www.ipros.jp/product/detail/2000700603?hub=39+LS-R902 ・MC-2000B(マスターチャンバー) 2個(ワーク側用,マスター側用) URL : https://www.ipros.jp/product/detail/2000697149 3.【テスト条件】 テスト圧力 : 100kPa 加圧時間 : 2 sec 等圧時間 : 3 sec 平衡時間 : 2 sec 検出時間 : 3sec
価格帯
納期
用途/実績例
【実験内容/結果】 1.等価内容積K(Ve)測定検証 マスター有 1回目 : 1042.1mL 2回目 : 1042.5mL 3回目 : 1042.0mL マスター有 : 1042mLに決定 マスター無 1回目 : 1126.1mL 2回目 : 1124.6mL 3回目 : 1124.1mL マスター無 : 1124.1mLに決定 【結果】 マスター有と無により誤差が大きくなる 本来であればMC-2000Bの容積は,約1000mL。 そこにテスター容積(13mL)や配管容積が含まれる為 マスター有の容積がより正確に出ております。 2.測定データ抜粋 全35回分 マスター有 平均 : 0.0234 mL/min 標準偏差 : 0.0226 mL/min 3Σ : 0.068 mL/min マスター無 平均 : 1.090 mL/min 標準偏差 : 0.0310 mL/min 3Σ : 0.093mL/min 【検証結果】 マスターチャンバーを使用すると平均値を大幅に減少させ、ばらつき3割低減させる結果となりました。
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
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LS-R902 | タッチパネル式エアリークテスター URL : https://www.ipros.jp/product/detail/2000700603?hub=39+LS-R902 |
MC-2000B | 内容積調整範囲 : 986mL ~ 2000mL URL : https://www.ipros.jp/product/detail/2000697149 |
カタログ(4)
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1970年エンジンのシリンダーブロック気密試験自動化からスタートしたコスモのエアリークテスターは、様々な自動車部品、ガス・水道・医療・電機・電子とその活用の範囲を広げました。 1983年より日系自動車メーカの海外展開に合わせ、顧客の製造現場におけるアフターサービス実現のために、海外展開を開始し、現在では13か国24拠点から、日本と同様の提案活動・アフターサービス活動を展開しております。 現在、自動車の電動化に対応するため、電池ケース・インバーターをはじめとする電動化部品のリーク検査、各種電力コネクタの嵌合検査をご活用いただき、お客様のCO2排出防止活動に貢献させて頂いております。 また、南アジア・東南アジア地域で、各地工科系学校へ圧力測定機器を寄贈することで教育の質の向上、地元機械装置メーカと技術交流を行い現地における質の高いリークテスト装置の製造を通じて産業基盤の向上に、微力ながら務めております。 私たちは、これからも、お客様の現場で、知恵を絞り・汗をかいて「品質」という価値を届けるとともに、地域社会の発展のために活動を続けて参ります。