ロウ付け不良と検査方法について!検査のポイントを解説します
わかりやすい「ロウ付け」シリーズより、「ロウ付けの検査方法」について解説します。 検査は基本的に「目視」で行ない、以下の点を確認します。 【目視検査による確認事項】 ・ロウ回り不足、ボイド ・ピンホール ・ロウ流れすぎ ・ロウや母材のわれ ・変色 ・きず ・組立不良など
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【その他の検査方法】 目視検査で判断できない場合は、以下の検査を実施します。 ・リーク検査 ・超音波探傷試験など ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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「ロウ付け」とは母材と母材の間に「溶かした金属ロウ材」を流し、冷却して接合する技術です。母材とロウ材は原子レベルで強固に結合します。 【ロウ付けは身近な接合技術です】 自動車・エアコン・ガス給湯器・工具などの部品に、ロウ付けは利用されています。 機械加工・パイプ加工などの分野で、幅広く役立っております。 【ロウ付けのメリット】 ●薄板接合・精密接合ができる ●複数多点を同時に接合ができる ●異種金属や非金属の接合ができる ●切削や研削では作れない複雑形状の部品を製作できる ●気密性の高い接合ができる 「溶接」が母材を溶かして接合する技術であるのに対し「ロウ付け」は母材をほとんど溶かさずに接合する技術のため、サイズの小さいものや薄板などの繊細な部品の接合に向いています。