室温を常に一定に保ち、24時間かけて化学反応!一般的な重合接着の接着工程をご紹介
『重合接着』の接着工程についてご紹介します。 はじめに、アクリル板とアクリル板の間に、5mmほどの厚みのあるガスケット を挟みます。すると、板と板の間に、接着剤を流し込むための空間と、 空間を密閉して接着材をせき止める壁ができます。 つぎに、接着剤を流し込み、化学反応させ、熱処理で応力を除去。 アクリルが外気温とほぼ一緒になるまで、自然にゆっくりと冷まし、 目的の形状に加工します。 大部分の製品が、もともときれいな状態で仕上がるため、傷などがない限り はあまり磨きません。ただし、曲げ加工をする場合は型の跡が残るため、 基本的には磨きます。 そして、製品の用途によっては、精度や見た目などを目視や機器で検査します。 ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【接着工程】 1.接着剤を流し込むための空間を作る 2.接着剤を流し込む 3.化学反応させる 4.熱処理で応力を除去する 5.自然冷却で冷ます 6.成形加工する 7.磨く 8.検査 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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創業60年以上の歴史をもつ株式会社シンシはプラスチック(樹脂)板加工のパイオニアとして、曲げる・切る・削る・貼る・磨くなどを一貫して加工ができる技術があります。 図面化される前のラフスケッチから一緒に創り上げるアクリル加工業界では数少ない成形技術と切削・接着技術の両方を持つ会社です。 その内容は大型成形品(業界最大級の真空成形・プレス成形・圧空成形)から二次加工(切削・切断・接着・表面処理など)まで様々です。 水族館の水槽においてはアクリルパネルが使用されて以来、長年に亘って三菱レイヨン(菱晃)と連携して国内をはじめ世界中の水族館向けアクリルパネルを製作し、多くの実績を積んでおります。またスクリーン印刷と成形を組み合わせ立体的な形状をした成形看板やアミューズメント機器の筐体部材を長年製造しています。 その他医療器、電子機器などの産業機器、建材やオブジェ、空間ディスプレイなどがあります。 試作・小ロットから量産まで、また短納期・低コストのご相談は加工技術が豊富なシンシへ是非ご相談ください。