手戻りの少ない効率的な設計のために
音響工学や建築音響学の教科書を見ると、遮音を強化するには壁を二重にすると良いという記述を目にします。 もちろんこの方法は非常に効果的なのですが、見落としがちな注意点が一つあります。それは、二枚の壁を独立させるのは大変難しいため、現実には共通の柱を介して二枚の壁を設置することになり、片方の壁の振動が反対側の壁に伝わってしまうということです。この現象をサウンドブリッジと呼び、思うように遮音性能が向上しない大きな要因の一つになっています。ここでは、簡単な二重壁の遮音の原理と、サウンドブリッジの検討に対する音響CAE(Computer Aided Engineering)によるアプローチの有効性についてご紹介します。 ・二重壁の理論 ・サウンドブリッジサウンドブリッジ 音響設計にご興味のある方は、ぜひご一読ください。 資料無料DL⇒ https://www.idaj.co.jp/whitepaper/0018/form.html
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基本情報
音は意識しなくても聞こえるため、製品の付加価値を決定する重要な要因の一つであるという認識が広まっています。それに呼応するかのように、CADやCAE技術が発展するにつれて音響解析に対するニーズも年々高まってきており、課題解決のため多くの音響解析用ソフトウェアが販売されています。 このようなソフトウェアを導入すればすべての問題が解決するのでしょうか? 実は、導入したソフトウェアを正しく運用するには、高度な経験と技術が必要になります。例えば、様々な部品や材料を音響解析に適したモデルに変換し、そのモデルに用いられるパラメータを測定や実験もしくは推定などによって求め、ソフトウェアに入力しなければなりません。また、解析の検証や製品の現状把握のための検査では、測定や実験が必要になることが多々あり、音響解析を意味のあるものにするためには実験や測定の知識が欠かせません。 IDAJでは、このような音響設計に対して、CAEを中心とした様々な音響エンジニアリングサービスをご用意しています。経験豊富な音響解析のスペシャリストが、皆様の音響にまつわる課題解決をお手伝いします。
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用途/実績例
音響解析を必要とするすべての企業・エンジニアの皆様に、課題をヒアリングした上で、適切なソリューションをご提案申し上げます。 音響設計事例 - 事例1:二重壁のサウンドブリッジの影響 - 事例2:発電機を想定した防音パッケージの遮音性能評価 - 事例3:ユニバーサルミスト(MUM602)の騒音対策事例 ~数値音響解析と音響測定の比較検討例~ - 事例4:マフラーの消音設計 ~音響透過損失と放射音の解析~
企業情報
常に最先端のデジタル・エンジニアリングによるバーチャル・プロダクトおよび協調設計プロセスを構築する技術を我々の範疇としながら、MBD・CAE技術とその周辺技術領域へフォーカスしています。 時代をリードする最先端のSWベンダーとパートナーシップを結び、熱流体解析から構造解析、電磁場解析、音響解析、システムシミュレーション、最適化技術、組込みソフトウェア開発環境、解析利用技術を支えるシミュレーション・プロセス・データ・マネジメント(SPDM)ソリューション等、国内トップレベルのデジタル・エンジニアリング技術で、多様化・複合化するお客様の課題を解決するために必要なエンジニアリング環境をトータルでご提案します。 公式ブログ https://www.idaj.co.jp/blog/ IDAJ Youtube Channel https://www.youtube.com/channel/UCGCd8pB5Lwq_noIoxpgJrrw/featured X https://twitter.com/IDAJ_CAE Facebook https://www.facebook.com/IDAJ.CAE