『明日は雲海がみられるか?』を、すくなくとも前日に自動予報
気象状況や大気中の水蒸気量、気温の変化、主に早朝の時間帯、標高の高さなど複数の条件が揃わないと見ることのできない「雲海」は予測技術が確立されておらず、実際に足を運んでもなかなか見ることができません。 そこで、近年急速に技術応用が進んでいるAI(機械学習)を、地域観光資源の雲海スポットで活用する技術を開発しました。 本技術では、気象庁アメダスの気象データだけを使って雲海を予測でき、そのため、アメダス観測点が近くにあれば、全国どこでも適用が可能になります。まずは、お気軽にご相談ください。 ■特徴 ・比較的広い範囲(地域)における雲海の発生確率を予測 ・気象庁が一般公開しているデータだけに基づいた予測が可能 ・気象データ取得手段+雲海予測手段を備えたシステム ・コンピュータによる機械学習を利用 ・モデルケースの予測精度は最大81.8%の的中率
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基本情報
【大学発・事業者パートナー募集・お気軽にご相談ください】 ■岡山理科大学 生物地球学部 ■特許出願中 ・雲海発生予測システム、雲海発生予測方法及び雲海発生予測プログラム(特願2022-080258) ■モデルケースの予測精度 ・広島県三次市街及びその周辺を予測地域とし、高谷山展望台を観測点とする。 ・三次地域気象観測所と高野地域気象観測所の気象データ及び高谷山展望台のライブカメラのデータを元に学習済みモデルを作成。 ・予測的中率の平均値約77.9%、中央値約78.4%、第1四分位数約76.9%、第3四分位数約80.4%、最小値69.6%、最大値81.8%
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用途/実績例
自治体や関連施設、旅行会社、レンタカー会社、鉄道・バス各社、登山・写真・旅行愛好者の皆様、お問い合わせはお気軽にどうぞ
詳細情報
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AI(機械学習)によって雲海の発生を自動予報する手法を開発
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雲海予報のしくみ
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雲海の発生確率の予報結果
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有限会社山口ティー・エル・オーは大学等技術移転促進法に基づき、文部科学省、経済産業省により承認されたTLOで、法人化前の平成11年11月に山口大学の教員50名の出資(資本金400万円)により設立された、リエゾン(人と人との橋渡し)一体型の技術移転組織です。 大学での研究成果を技術移転等の形で社会に還元します。 また、会員企業を募って発明情報などを優先的に開示し、これらを通して地域経済への発展にも貢献すべく活動しています。