御社のヒュージング加工に関する技術支援を行います。
ヒュージング加工は、巻線の端末処理の一つであり、巻き始め、巻き終わりの導線をボビン端子となるターミナルに固定(及び導通)させることを目的に、抵抗溶接の原理を利用して広く採用されている工程です。 最も代表的な、単線のヒュージングはU字型に折り曲げられたターミナルのU溝に端末導線を挟み込み、(固定、可動の)2電極でU字の両サイドから加圧し、電流を流してU字の下方部分を発熱させ、端末導線の皮膜を溶かす(剥離・導通させる)と同時に、端末の固定を完結させるというものです。 ヒュージング工程の加工条件としては、ターミナル仮曲げ条件(加圧力、曲げ寸法等)、ヒュージング時の電流値(ピーク値、実効値)、通電時間、電極加圧力、電極沈み込み量等があり、出来映え評価としては、ヒュージング外観(スパッター、溶け状態(スパーク無等))、剥離状態(皮膜剥離率)、断面減少率(縦・横カット断面)、素線強度(線材引っ張り強度、基本は素材破断)等が計測されます。 ヒュージング工程における、工程設計の基本、条件設定、管理方法等に関する指導・支援がコンサルティング対象となります。
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基本情報
上記のような製造技術分野のヒュージング加工に関する技術の向上のため、指導・支援を行います。
価格帯
納期
用途/実績例
ヒュージング加工に関し、多くの技術経験を持ち、会社として有効な加工技術関連業務運用が可能となることを基本として支援を行います。
企業情報
製造会社にとって、生産のための道具立て(治工具、型、製造設備) 準備、ライン構成・レイアウトの構築、製品の品質を維持させるための PFMEA・QC工程表作成等、生産技術の仕事がモノ作りの基本となり、 重要な位置づけとなっています。 当事業では、この生産技術のコンサルティングを中心に、現場に直結した モノ作りのコンサルティング、特に中小の製造業を対象としたコンサルティング に取組み、企業の成長を支援していきたいと考えております。 お客様のニーズを確認の上、コンサルティング対象を調整させていただきます。