導電物質をロールtoロールで全面に真空蒸着させたステンレス帯鋼です。 燃料電池セパレータのバッチコーティングを省略できます。
『Sanergy(サナジー)』は、ステンレスなどの金属基板コイル表面に、導電物質を ロールtoロールで真空蒸着させた製品です。 導電物質コーティング済みですので、バッチコーティングを省略することができ、プレス工程のみで済みます。 固体高分子型燃料電池"PEFC"用の「Sanergy LT」、および固体酸化物型燃料電池"SOFC"用の「Sanergy HT」をご利用いただけます。 【特長】 ■薄く、均一で、不純物が極めて少ない ■基板との密着性に優れるため、プレス成型も可能 ■燃料電池部材に適したコーティング物質(導電性、耐熱性など) ■廃液・排ガスが発生せず、環境負荷の少ない、乾式コーティングプロセス ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
製品の種類 <Sanergy LT> PEFC用 基板 316L コーティング物質 カーボン <Sanergy HT> SOFC用 基板 フェライト系ステンレス鋼441 コーティング物質 セリウム + コバルト
価格帯
納期
用途/実績例
固体高分子型燃料電池PEFC用金属セパレータ 水分解装置用金属セパレータ 固体酸化物型燃料電池SOFC用金属インターコネクタ
詳細情報
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燃料電池用金属セパレータは通常、素材帯鋼のプレス後に導電物質をコーティングしますが、当社材料はすでに表面にコーティング済みのため、プレス加工後のバッチ処理を省くことができ、大量生産における生産性改善に大きく貢献いたします。
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1862年、スウェーデンで創業のステンレス・特殊鋼メーカー。帯鋼、シームレス鋼管、抵抗加熱材料が主な製品です。 帯鋼カンパニーでは、機械特性、寸法精度に優れたステンレス帯鋼製品を製造しています。 (2022年9月、旧社名サンドビックマテリアルズテクノロジーより社名が変更になりました)