水の拘束効果により空中爆発に比べて強大!RC版の破壊状況は大きく異なることを示した事例
構造-流体連成解析による数値シミュレーションを行い、水中爆発による 鉄筋コンクリート版(RC版)の破壊挙動特性を検討した事例をご紹介します。 爆薬はH51モデル(ペントライト51g)とし、モデルの圧力計算にはJWL (Jones-Wikins-Lee)の状態方程式を使用。水については圧縮性を考慮し、 GRUNEISENの状態方程式を使用します。 結果、水中爆発の場合では水の拘束効果による強大な圧力によりRC版は せん断破壊されており、空中爆発の場合ではRC版上下面にクレータ及び スポール破壊とひび割れが生じます。 【解析設定】 ■爆薬はH51モデル(ペントライト51g)とし、モデルの圧力計算には JWLの状態方程式を使用 ■水については圧縮性を考慮し、GRUNEISENの状態方程式を使用 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。