LC/MS用脱塩チューブ“ソルナックチューブ”を使用!オンラインでTEAを除去しました
極性が高い酸性化合物を逆相分配クロマトグラフィーにより分析する際、 塩基性のイオン種を溶離液中に添加することでイオン結合により中性の イオン対を形成して保持を向上させることがあります。 通常LC/MSで使えるイオン対形成用の塩基性移動相としては、トリエチルアミン (TEA)、ジブチルアミン(DBA)などが一般的ですが、正イオンで検出する場合、 ほぼ100%の確率でイオン化抑制を起こすと考えられます。 今回は、試料としてニコチン酸とウロカニン酸を使用して、ソルナックチューブで 試料溶液中のTEAを除去して正イオン測定を行いました。 条件や分析結果の詳細は、カタログをダウンロードしてご覧ください。 【インフュージョン条件】 ■試料:(1) ニコチン酸10ppm溶液、(2) ウロカニン酸10ppm溶液 ■溶解液:CH3CN / H2O = 50 / 50 + 0.1%TEA ■流量:0.1 ml/min ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【MS条件(一部)】 ■装置:JEOL JMS-T100LP ■イオン化法:ESI Pos. ■ニードル電圧:2000 V ■オリフィス1電圧:50 V ■脱溶媒室温度:250 ℃ ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社では、イメージング質量分析や液体クロマトグラフィー質量分析に関する独自の高い技術力を駆使した受託事業を展開しております。 浜松医科大学発ベンチャーとして、細胞分子解剖講座で永年培ってきた、 IMSに関する独自の技術と、LC/MS分析士五段、長年の質量分における 豊富な経験を生かし、質の高い質量分析データを提供します。