金属同士の拡散防止膜としても利用!各種めっきの中間層めっきとして幅広く用いられています
『ニッケルめっき』は、空気や湿気に対して鉄よりはるかに安定だが、 長期間放置ではわずかに変色するため上層にクロムめっきを施す装飾 クロムめっきや貴金属めっきの中間層めっきとして多く用いられています。 この中間層めっきでは無光沢ニッケルや光沢ニッケルという析出構造/組成の 異なる皮膜の組合せで単独皮膜では果たせなかった耐食性向上が更に図れる事から ”縁の下の力持ち”的めっき皮膜と言えます。 また、無光沢ニッケルめっき/光沢ニッケルめっきはそれぞれの物性を利用。 工業用途でも活躍する皮膜であり、密度が高く、ピンホールが比較的少なく、 融点が高い等の特性から金属同士の拡散防止膜としても利用されます。 【めっき特性(一部)】 <無光沢ニッケルめっき> ■硬度(Hv):140~200 ■延性(%):10~20 <光沢ニッケルめっき> ■硬度(Hv):220~340 ■延性(%):20~30 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【めっき浴種と対応ライン】 <自動装飾ライン> ■浴種:無光沢ニッケル浴・光沢ニッケル浴 ■処理可能最大寸法:2400L×350W×1200H ■最大荷重:180kg ■備考:自動生産ロボットにより重厚長大品の量産処理も可能 <精密装飾ライン> ■浴種:無光沢ニッケル浴・光沢ニッケル浴 ■処理可能最大寸法:400L×250W×500H ■最大荷重:10kg ■備考:手作業によるきめ細かな作業 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【使用例】 ■電気・電子分野:端子・コネクタ 等 ■装飾分野:自動車部品・食器・装身具 等 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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弊社の出展ページを閲覧いただき誠にありがとうございます。 おかげさまで2023年には創業100周年を迎えることができました。 大正12年(1923年)にここ京都の地で創業以来、時代の潮流に敏感に適応し技術革新を進めながら現在に至るまで、「金属表面改質技術=鍍金(めっき)」一筋に日々邁進し続けております。 私たちはこれからも多様な素材、形状、変量にも対応できる設備と豊富なめっきラインナップを駆使し、そして社員全員の感性豊かな知恵と技能にさらに磨きをかけ、社会を根底から支えるモノづくりのパートナーとして、皆様から一番に認められ、求められ、そして頼られる存在であり続けられるよう、日々努力と研鑽に励んでまいります。まだまだ進化し続けます。 ※創業100年企業として京都府より「京の老舗」として表彰、京都府中小企業モデル工場として認定されました。「誠意・熱意・創意」を胸に、時代が求める新しい技術開発に挑戦し続けます。 清水長金属工業株式会社 代表取締役社長 近藤 慶太