独自のセンシング技術で熱伝導率計測を実現!
八戸工業高等専門学校および弘前大学と共同で『保護熱源式温度センサ』を開発しました。センサを能動的に機能させることにより熱物性(熱伝導率)の測定が可能になった常識を変える新しいセンサです。 本センサは、SEMITEC独自の温度に俊敏に反応する薄膜サーミスタ(FTシリーズ)を複数個使用した専用デバイスと、独自の制御システムから構成されるセンサです。 ごく微小な温度変化を超高速かつ非常に精密に計測することで実現した被測定物の熱伝導率を計測することが出来ます。 この熱伝導率を計測できる特徴を生かし、皮膚がんなど、患部を切除することなく非侵襲でがんのステージ診断する機器への応用が期待できます。
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用途/実績例
・ 皮膚がん診断機器 ・非破壊での劣化、状態検査 ・精密表面温度計測 ・熱伝導率の計測 ・超高速温度計測 ・液体温度の精密測定 ・液体流速の測定 ・高速気体の速度と温度の計測
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企業情報
SEMITEC株式会社は、サーミスタ素子とサーミスタセンサ及びサージアブソーバーのメーカーです。 特色としては、豊富なバリエーションのサーミスタ素子をラインナップしていること、サーミスタ素子から用途別に最適な形状に加工したサーミスタセンサを提供できることであり、医療・OA・家電・自動車・産機と幅広い分野・用途への採用実績を持っています。 また、SEMITEC株式会社では従来のセラミックス技術を用いた製造方法に加え、半導体技術を融合させた独自の薄膜技術によって作られたサーミスタ「FTサーミスタ」も製造・販売しています。 この独自の薄膜技術を駆使した製法により極小化・高速応答・高耐熱が可能となり、すでに複写機、プリンタは標準センサとして採用されているほか、カテーテル用、体温計用等のセンサとしても多くの実績をあげています。 グローバル展開として製造拠点は、日本・韓国・フィリピン・ベトナムに各1ヶ所、中国に3ヶ所あり、販売拠点は日本・中国・台湾・韓国・米国に構えており、迅速な製品供給を可能にしています。 *2011年3月に石塚電子株式会社より社名を変更