再生医療向けの液体窒素温度帯での品質管理に最適。 GDP/Part11準拠で、システム全体で高いセキュリティ管理を実現
本商品は、-196℃の液体窒素温度帯まで適応した、マルチセンシングでリアルタイムに品質管理が可能なデータロガーです。 【利用シーン】 ・再生医療の輸送(細胞輸送・検体輸送) ・厳格な温度、位置、衝撃、セキュリティ管理が必要な医薬品輸送/保管 【e-WAVES本体の特長】 ・外付け温度センサ測定範囲:-200℃~100℃で液体窒素・ドライアイス環境に適合 ・輸送/保管環境(温度、湿度、照度、衝撃、気圧、位置情報)を最短1分間隔で計測、送信 ・送信されたデータはWebシステム「e-WAVES Cloud」で閲覧可能 ・航空機モードを搭載。日本国内における空港での貨物搭載時に、自動でロギングモード(非通信)に切り替え。 【e-WAVES Cloudの特長】 ・医薬品メーカーから要求される高いセキュリティ基準(GDP/Part11)を満たし、信頼性が高い ・WEBブラウザのため、ソフトのダウンロード不要 ・閾値逸脱時の異常検知、アラート通知機能搭載 ・期間を指定し、改ざん不可のPDFレポートを作成。CSVファイルでの出力も可能
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基本情報
【活用事例】 ●医薬品輸送時の温度管理 課題: 保冷輸送容器を利用した品質管理において、 ・データのアウトプットをスムーズに行う必要がある。 ・他社の温度ロガーでは位置情報の正確性を欠いていた。 導入効果: ・e-WAVES Cloudでのデータのアウトプットが容易にできるようになった。 ・位置情報を1分間隔で受信できている効果で、正確な位置を検出でき、輸送ルートと輸送環境の紐づけができるようになった。 ●再生医療の輸送 課題: 液体窒素を用いたドライシッパー輸送において ・温度だけでなく、位置、衝撃等を同時に監視したい。 ・計測項目ごとに別々のロガーで管理している 導入効果: ・ドライシッパーの輸送環境を一元管理でき、ロガーデータの時系列を合わせる手間が省けた。
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弊社ホームページ(https://www.pacific-ind.co.jp/iot/ewaves/customer/)をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
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太平洋工業は2020 年、創業90年を迎えることができました。 これもひとえに、お客様をはじめ、多くのステークホルダーの皆様のご理解、ご支援の賜物と心より御礼申し上げます。 当社は、「技術開発に努め、お客様の要望に応えた高いレベルの商品を提供する」という企業理念のもと、長期ビジョン「PACIFIC GLOCAL VISION」、中期経営計画「OCEAN-22」で事業を展開しております。 現在、自動車産業は100 年に一度の大変革期を迎えており、環境問題をはじめとする社会課題も深刻さを増しています。また、企業には、強固なガバナンス体制をはじめ、社会課題に真摯に向き合う姿勢が求められています。 こうした中、本年、当社は持続可能な社会の構築に向けて、長期ビジョンに関連する4つの柱と15の重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。今後、このマテリアリティをグローバルな事業活動全体に組み込み、サステナビリティ経営を推進してまいります。