複雑形状、微細部品への均一な研磨が可能な「化学研磨」
化学研磨は、電気を使わず化学研磨薬品に浸漬することにより 金属表面を溶かして研磨する処理です。 電解研磨と同様に表面は溶解されることでクリーンな状態となり、 平滑化され光沢が出ます。 電気を使わないため研磨の均一性が高く、細かく数量の多い製品でも 効率よく研磨ができます。 【 化学研磨の精度コントロール 】 化学研磨は、電解研磨より重量、厚みなどの変化量の コントロールが容易です。 中野科学の「化学研磨」は厚みの変化量を目標値の ±0.003mmでコントロール可能です。 ◇◇詳細はお気軽にお問い合わせください◇◇
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基本情報
【 適応材質 】 ● ステンレス ・オーステナイト系(SUS304、SUS316 等) ・フェライト系(SUS430 等) ・マルテンサイト系(SUS410、SUS420 等)※ ・二相系(SUS329 等) ・析出硬化系(SUS630 等)※ ※は熱処理の状態によって仕上がりが異なります ● アルミニウム ・純アルミ系(A1050、A1085 等) ・Al-Mg系(A5052 等) ・Al-Mg-Si系(A6061 等) ● チタン ・純チタン ・チタン合金 ● ニッケル ・純ニッケル ・ニッケル合金 ● 銅 ・純銅 ・銅合金 その他材質はお問い合わせください。 ◇◇詳細はお気軽にお問い合わせください◇◇
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納期
用途/実績例
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詳細情報
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【表面処理事例】SUS304製M2ネジへの化学研磨 SUS304製のM2ネジに化学研磨を施したサンプルです。 微細なバリや汚れが除去され光沢が出ています。
企業情報
弊社では金属ハウスウェア製品から半導体製造装置関連部品まで、60余年培ってきた表面処理技術にISO14001およびISO9001の哲学を取り入れ、徹底した品質管理と技術開発により、時代に合った表面処理加工を行っています。弊社の電解複合研磨は、日本原子力研究開発機構(JAEA)と、高エネルギー加速器研究機構(KEK)が共同で建設しました大強度陽子加速器施設「J-PARC」の完成へ貢献したとして、感謝状が贈られるなど高い評価を得ています。 電解研磨、電解複合研磨、ステンレスやチタンの発色、酸洗など各金属素材の良さを最大限に引き出すさまざまな表面処理を行っており、近年ではマグネシウムやアルミ、チタン等の表面処理加工も手がけております。金属加工で全国的に知られる新潟県燕三条地域で培ってきた、表面処理専門業のノウハウにより、皆様の問題解決のお手伝いをいたします。