周辺デバイスの異常による過電圧から、ICや素子の劣化や破壊を防ぐのに最適!
『RT8H060C』、『RT8H070C』は、電源・信号ラインの過電圧を検出するICとなります。 電源・負荷ラインを抵抗分圧した信号をICに入力し、過電圧を監視しております。 過電圧を検出すると異常を知らせる信号を出力します。 タイマー回路を内蔵しておりますので、過渡的な電圧上昇からの誤検出を防ぐことが可能です。 出力形式は、ラッチ形式を採用しており、一旦、過電圧を検出すると過電圧状態が解除されても、 異常を知らせる信号を出力し続けます。 異常検出状態を解除するには、電源の再投入、もしくは本製品にリセット信号を入力する必要がありますので、 安全に動作を再開させることが可能です。 過電圧を検出する電圧の値や、タイマー時間は本製品の外部で設定が可能ですので、 お客様の回路条件に応じて自由に設定できます。
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基本情報
□特長 ●動作電圧範囲 3~14V ●任意の検出電圧の設定が可能 ●出力保持機能内蔵(リセット端子付) ●任意の時間設定が可能なタイマー機能内蔵 ●オープンコレクタ出力 RT8H060C;過電圧検出時 出力High RT8H070C;過電圧検出時 出力Low ●小型面実装パッケージ(SC-74;2.8mm×2.8mm) □類似製品 ●過電流・過電圧検出IC 『RT8H020C』
価格帯
納期
用途/実績例
●一般電子機器の過電圧保護
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イサハヤ電子は、1973年から小信号トランジスタの生産を開始し、培ってきた半導体技術をゲートドライバやDC/DCコンバータの設計技術へと進化させてきました。 近年では更に、カーボンニュートラルの一翼を担うべく、高効率、高力率の電源技術開発に力を入れております。 (三相PFC、1500V入力対応DC/DCコンバータ、双方向コンバータ等) 一方、多様なニーズに応えるべく、小信号トランジスタも高機能化、複合化と進化を遂げ、高耐圧・大電流トランジスタ、MOSFET、アナログICのラインアップを拡大しております。