こちらは株式会社ミツヤで板金加工で製作しましたステンレス筐体カバーの製作事例のご紹介です。
本案件は屋外のさまざまな装置やメーターを保護するためのステンレス製の筐体カバーとなります。お客様から概略寸法やご要望の機能をメールにてご連絡をいただき、株式会社ミツヤで製作図面を作成し、お客様、エンドユーザー様からご承認を頂いた後に製作を進めています。本案件は工作機械や産業機械で使用される制御盤を参考に図面を作成しています。右上に図面を添付していますが、本案件は図面3枚(本体・右扉・左扉)で構成されていますが、本サイトのデザインの関係で図面は1枚しか乗せることが出来ないため、筐体カバー本体の図面を載せています。 今回は積雪などが無い環境で使用されるとのことなので、内部に補強として製缶加工の角パイプやアングルなどの部品を入れていないため、その分においてもコストの削減をしております。 製品の製作後は本体と左右の扉を組立て、片がりやズレなどが無いかを検査してから梱包し、出荷しております。
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基本情報
本製品はステンレス鋼鈑材を使用した板金加工の本体に購入仕入した吊り管や蝶番等を溶接で固定しています。屋外で使用されるために雨などの浸水防止対策として全溶接が必要か確認したところ、ある程度の雨などの侵入は良いとのことで、全溶接をしておりません。外観は美観も必要とのことなので、溶接歪や溶接の焦げ取りをおこない、ステンレスの綺麗な美観仕上をおこないましたが、内面は溶接の焦げなどを取らないことで、コストを抑えています。屋外で使用されるステンレス仕様の筐体カバーなので当初はステンレスのヘアラインや鏡面材を使用を考えていましたが、コストアップと鏡面材だと太陽の反射が眩しく、また野鳥などがぶつかるなどして環境にあまりよくないということで、ステンレスの2B材を使用した製品としました。
価格帯
納期
用途/実績例
株式会社ミツヤではお客様からご要望の寸法や機能をご提示いただくだけで設計から製作、組立までおこなって出荷しております。使用する材料はステンレスでも鉄でも大丈夫です。鉄の場合は指定された色に塗装を施します。 ステンレスや鉄などの筐体カバーにお困りのことがございましたら、株式会社ミツヤへお気軽にお問い合わせください。
企業情報
工作機械専用機の安全カバーを自社にて設計から取付まで一括施工する企業として創業しました。現在ではその中で培われた技術と知識を基に、安全カバーの他に多種多様な板金加工品、製缶加工品、機械加工品、塗装、メッキを協力企業と共にトータルでお客様へ提供しています。自社の設計は3DCADを使用している為、仕様確認をお客様にお願いした時に見易いとご好評を頂いています。製作は多品種少量生産を得意とし、短納期対応や、品質強化対応、VA提案によるコストダウン等、お客様のお困りの案件に応えるよう、日々技術向上に努めています。