信頼のベークライト、PL-PEV ― 卓越した低吸水率と長い歴史が証明する品質
■ベークライトPL-PEVの特性について ベークライトPL-PEVは、フェノール樹脂基材積層板の中でも、特に低い吸水率を誇る製品です。この特性は、同じ紙ベークであるPL-PEMと比較することで顕著に現れます。吸水率は板の厚みによって異なるため、1mm厚の板と50mm厚の板では、水の浸透速度が同じであっても、重量比で異なる結果となります。この違いはJIS規格に基づいて評価されています。 また、PL-PEV相当の布入りベークは存在しないため、用途に応じて、紙ベークが絶縁用、布ベークが機械用として使い分けられています。 PL-PEVは、その高い品質から「ベークの一級品」とも称されますが、PL-PEMと比較すると、鋸で切断した際にはPL-PEVの方が鋸の歯が消耗しやすいという特徴もあります。
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基本情報
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価格情報
■規格品の価格情報 ベークライト板(PL-PEV・規格品)に関する最新の販売価格表については、2023年3月9日版をご確認ください。
納期
用途/実績例
■歴史と信頼のあるベークライトPL-PEV PL-PEVは、鉄道関連の分野で多く使用されており、その歴史の長さは非常に深いものがあります。蒸気機関車の時代、電灯の絶縁に使用された初期の材料として、ベークライトは他に代わるものがないほど信頼されていました。100年以上にわたる鉄道の歴史の中で、この素材は依然として重要な役割を果たしており、現在でも無傷で使用されている場所があるほどです。 絶縁材料の進化に伴い、現在ではポリエステル系樹脂とガラスを混合させたプリミックスに置き換えられることもありますが、PL-PEVの持つ信頼性は今なお高く評価されています。 ■ベークライトの利用と加工事例 食品用途に対応したベークライトもあり、厚生省告示に適合する製品が存在します。フェノール樹脂を高温で燃焼させると、非常に硬い岩石のような形状になります。 具体的な加工例として、ねじ切り加工や食品衛生法に適合した製品などがあり、多くの分野でその特性が活かされています。また、ベークライト板の厚さ許容差や物性についての詳細な情報も提供されています。
企業情報
私たちは村上電業株式会社です! 神奈川県で日本全国の産業、工業の必要な場所になる、部品を主に製作しています。 たとえば、電子部品・半導体・通信機器などです。 ■私たちのビジョン・目指しているもの 社会貢献を重要視しています!毎日の積み重ねで私たちと明るい社会づ くりを目指しています。社会のトップランナーとしての誇りを持って、 技術革新を起こします。スタッフ一人ひとりの力を合わせ、チームに貢 献!チームが成長すれば、会社が成長する。そんな組織作りを目指しています。 お客様の企業の発展のお手伝いは、我々のモチベーションアッブとなっています ■職場の雰囲気 沢山の学びを得られ、皆で協力し合い、問題を解決し、自身の経験値アップをはかります。 元気さえあれば、どんなことでも乗り越えていける、そんな職場です