本記事では、グラシン紙の特徴や使い方について解説します。 グラシン紙に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
グラシン紙とは、紙の種類のことです。 仕上がりがすりガラスに似ていることから、「ガラス(glass)」と「〜のような(ine)」を合わせてグラシン(glassine)と呼ばれるようになりました。 グラシン紙は、化学パルプを機械ですりつぶしてドロドロにしたあと薄くすき、高圧ローラーで繊維と繊維の隙間をなくすまで平滑することで高密度の紙を作っています。 グラシン紙は私たちの生活の身近にあり、昔から馴染みのある紙風船もグラシン紙で出来ています。他にも、中華まんやケーキ類の底紙やクッキングシートなど、多岐にわたって使われているのです。 ・グラシン紙とワックスペーパーの違いとは グラシン紙とワックスペーパーは似ていますが、厳密にいうと異なります。グラシン紙はただの紙である一方、ワックスペーパーはワックスを染み込ませた紙のことです。 ワックスペーパーの場合、染み込ませる紙はさまざまで、グラシン紙を使うこともあります。ワックスを染み込ませることで、耐水性や耐油性を強化させ、紙の強度を上げるのです。 どちらの紙も耐水性や耐油性があり、表面にモノがつきにくい特徴があります。
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グラシン紙の特徴は、以下3つです。 1-耐油性や耐水性に優れている 2-シャリシャリした手触り 3-おしゃれな見た目 主な使い方は以下のようなものがあります。 ・パンやお菓子の包装 パン屋やお菓子の包装によく使われています。かごやトレイにグラシン紙をひけば、油汚れ防止にも役立ちます。耐油性や耐水性に優れている性質が活かせるような、食品の包装関係でグラシン紙は大活躍です。 ・雑貨のラッピング グラシン紙は、おしゃれな見た目から雑貨のラッピングに使われることもあります。普通の紙とは違い、ほんのり中身が透ける紙質のため、幻想的でおしゃれな雰囲気を演出できます。 ・ブックカバー 大きめのグラシン紙を本の形に合わせて折れば、小さな本から大きな本までさまざまな大きさのブックカバーが作れます。グラシン紙を活用することで、本の汚れや日焼け防止になり、書店では昔から重宝されていたようです。 グラシン紙は、実用性が高く、おしゃれな雰囲気がある紙質からさまざまな分野で活用されています。ノベルティのパッケージのような役割としてグラシン紙が大活躍です。
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企業情報
コシオカ産業株式会社は創業以来50余年、 お客様の様々なご要望にお応えし、部品〜完成品までを受注生産という形でものづくりをさせて頂いて参りました。 その経験を生かし、現在では コトづくりからはじめる ”喜ばれる商品” の市場調査から 企画/デザイン、設計、試作、生産、出荷までを一元化しております。 そのお取り組みは、 アミューズメントパーク、飲食チェーンなどの企業様から ご好評いただいております。 また、 お客様の取り組んでおられる課題、付加価値の向上、存在意義、社会貢献をお手伝いする ノベルティ(MONOCOTO LAB)事業に着手し デザイン開発にも力を入れ、自社商品化も進めており、こちらもエンターティメント業界等の企業様から喜ばれています。