株式会社ミツヤで製作しました角パイプの製缶加工と板金加工のカバーが一体となっているフレームカバーの事例のご紹介となります。
本案件は専用の工作機械の大型のフレームカバーとなります。紙図面にてご発注をいただいたのですが、紙図面では非常に難しく製作作業者が図面を読解するための時間を要するため、株式会社ミツヤで3Dモデルを作成し、お客様にご承認をいただいた後に3Dモデルを活用し製作プログラムから溶接作業まで利用して製作することで短納期の製作を実現しました。図面画像がありますが、お客様から頂いた図面ではなく、株式会社ミツヤで製作しましたフレームの3Dモデルと角パイプや他の型鋼材などの長さを記録した展開図となります。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
フレームは角パイプが23種49本、アングル1種1本、厚板材が17種27枚、計57点を組み合わせた製缶加工のフレームです。製作した製缶加工のフレームに別に製作をしている板金加工のカバーを組み込むため、板金加工のカバーを先に製作してから必要に応じてカバーをゲージとしながらフレームを製作しています。板金加工のカバーは22種29枚あります。エキスパンドメタルや丸棒、スタッドボルトなどの材料を合わせると合計100点近い部品を組み合わせた製缶板金加工の製品となります。 本写真では板金加工のカバーが光って見えていますが、板金加工のカバーには美観が求められている為、フレームに溶接した後に表面に発生している溶接ビードや焦げを取り除く仕上げを入念におこなっている為です。 本写真は出荷前に撮影をしたものですが、高さが2,470mmあり、出荷固定用の治具と合わせると2,600mm近くとなるため、バンボディのトラックでは積み込むことが出来ないため、平ボディのトラックに積込出荷となります。
価格帯
納期
用途/実績例
株式会社ミツヤではお客様から頂く図面は紙図面、2Dデータ、3Dデータとそれぞれに対応をしております。難しい形状をした製品の紙図面や2Dデータは上記に記載したように株式会社ミツヤにて3Dモデルを作成し、お客様に間違いが無いかご確認をいただき、ご承認を頂いた後に製作を進めております。今回の案件については表面処理(塗装など)が含まれておりませんでしたが、株式会社ミツヤでは塗装業者とも提携をしておりますので、塗料の型式をご指示いただければ塗装をしたのちに出荷することも可能です。 本案件のような大型の製缶板金加工のフレームカバーについてお困りのことがございましたら、株式会社ミツヤへお気軽にお問い合わせください。
企業情報
工作機械専用機の安全カバーを自社にて設計から取付まで一括施工する企業として創業しました。現在ではその中で培われた技術と知識を基に、安全カバーの他に多種多様な板金加工品、製缶加工品、機械加工品、塗装、メッキを協力企業と共にトータルでお客様へ提供しています。自社の設計は3DCADを使用している為、仕様確認をお客様にお願いした時に見易いとご好評を頂いています。製作は多品種少量生産を得意とし、短納期対応や、品質強化対応、VA提案によるコストダウン等、お客様のお困りの案件に応えるよう、日々技術向上に努めています。