コンパクトな装置で遺伝子増幅から検出まで最短30分【食品・検査分野など幅広い遺伝子検出用途に】
GENEMAL-ジェネマル-は、LAMP法による「等温遺伝子増幅」と「蛍光検出」を短時間で行うことができる小型の蛍光検出装置です。本装置はヒートブロックを有し、装置搭載のタッチパネルで測定条件を設定することで反応条件の最適化が可能です。また、リアルタイムに蛍光を検出することで遺伝子増幅をモニターすることができ、予め設定したパラメーターでの自動判定も可能です。 さらに、同時発売の食中毒菌検出用LAMPプライマーセットと専用増幅試薬(GENEMAL LAMP FL Mix)を組み合わせて使用することで、本装置で施設内環境の食中毒菌(サルモネラ属菌、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌)を迅速に検出できます。 <特長> ■コンパクトで超軽量(重さ 1 kg) ■核酸増幅から検出まで数十分で完了 ■タッチパネルで簡単操作 ■パラメーター設定で自動判定が可能 ■USBメモリに測定データを取り出し可能 詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (注意)ヒトや動物由来検体の医療行為や臨床診断等の目的では使用できません。本装置は試験研究用です。
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基本情報
<仕様(抜粋)> 【検 出 対 象】等温増幅反応による遺伝子増幅の有無を蛍光強度の変化で検出する 【サンプル数】8ウェル 【サンプル容量】25-50 µL(反応チューブを使用) 【測 定 時 間】1-60分(失活処理 0-30分) 【外 形 寸 法】縦 237 mm × 横 237 mm × 高さ 82 mm 【重 量】1 kg 【電 源】DC 12V 30W(電源アダプタを使用) 【その他機能】陽性/陰性判定機能、USB メモリ出力機能、カレンダー機能、バックライト調整機能
価格帯
納期
※お気軽にお問い合わせ下さい。
用途/実績例
■LAMP法による標的遺伝子の検出 ■野生鳥獣肉・施設内環境の食中毒菌の検出(*1) (*1)野生鳥獣の食肉処理施設あるいは二次加工を行う施設内における食中毒菌検査に使用できます。
詳細情報
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・STEP1:核酸抽出(前処理) 対象試料から熱処理などによりDNA溶液を抽出します。
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・STEP2:反応液の調製 反応溶液を調製し、8連チューブに分注します。 *反応溶液の調製例は、PDF資料をご覧下さい。
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・STEP3:遺伝子増幅 装置搭載のタッチパネルに反応温度、測定時間、判定基準などの 測定条件を入力して遺伝子増幅(測定)を開始します。
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・STEP4:結果の確認 装置パネル上で判定結果(陽性/陰性)やグラフを装置パネルで確認 できます。また、装置の測定データはテキストファイルとして USB メモリに取り出し可能で、出力したデータを用いて表計算ソフト (エクセルなど) で増幅曲線を作成できます。
カタログ(2)
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当社は、バイオテクノロジーを活用した製品開発型企業です。 得意とする遺伝子と抗体の技術で、体外診断用医薬品(妊娠診断薬、排卵検査薬等)、 環境、食品、動植物病等の検査診断薬、遺伝子工学研究用試薬の開発、製造を行っています。 ヒトおよび動物用の製造業登録,製造販売業許可を保持しており、体外診断用医薬品の製造では30年以上の実績があります。 また、個別化医療にも取り組んでおり、遺伝子多型解析や遺伝子発現解析を用いて、診断薬の研究開発を進めています。