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経営理念はバラバラ集団を統一させる源 家族に家訓がなくとも同じDNAが流れていますので、家族はまとまりやすい。しかし、会社にはこのDNAはなく、敢えて後付けで作るしかありません。そのDNAとは同じ会社で働く上での考え方や行動の仕方を定めたものです。 経営理念は木の根っこの役割でしっかりしていないと木は成長しません。仮に大きな木の幹・葉をつけていても根っこが腐り始めると木は倒れる。 つまり、経営理念が立派でも実際の経営をデタラメにやると目に見える部分の成果は上がらない。正しい経営理念を持つと同時にそれに基づく具体的なビジョン・方針・商材戦略・戦術・戦闘が環境に適合していないといけない。 経営理念は、企業の存在意義であり、私たちが目指していく目標・姿です。この目標を日常の中で実践していく為に、日常の考え方・行動のありかたを具体的な言葉に表したものが行動の基準。各人がそれぞれの仕事に従事しながら、日々、本当にこれでいいのかと言う問題意識・改善意識を持ち、行動の基準にある考え方・姿勢・行動の仕方に照らし合わせて実践していかなければならない。