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いくら素晴らしい物を作っても、勝たなければ意味がない。 中小企業が素晴らしい技術、製品を開発する事はたくさんあるが、 いくらいい技術、製品を作っても、自分たちが戦う土俵を間違えると ノウハウだけを盗まれ、弾き飛ばされる。 戦う土俵=勝てる場所を見定めないとまずい戦い方になる。クジラという 大きな生物は太平洋で泳げばよいが、ミズスマシが太平洋に出たら、直ぐに 波に飲み込まれる。小さな水たまりで我が物顔で振舞う方がよい。濁った 水たまりでも中に誰もいなければ勝てる。これが戦い方であり、勝てる土俵で 勝つ事が原則である。 マーケットサイズの視点でニッチ分野・すき間分野を考えると、現在のニッチ分野・ すき間市場規模は30億円と変化している。ある超大手企業グループは新規事業展開に おいて3年間で年商30億に満たないものは、撤退する事が新規進出の基準になっており、 逆にみると年商30億未満マーケットには、出てこない意味でもある。因みに商品開発で 有名な小林製薬は10億市場で勝てる商品を開発しています。