銅クラッドアルミニウム複合材 「CCAC」
Applied Composite Material(ACM)社開発の銅・アルミ複合素材「CCA」
銅使用部材の軽量化に!過去にアルミ化出来なかった銅系部品もCCAなら実現できるかも!
CCAC(Copper Clad Aluminum Composite)は、等温加工技術(国際特許取得済み)を使用し、アルミニウムのコアに銅を冶金的結合を実現させた新しいタイプの銅アルミクラッド材です。銅の導電性などの優れた性質を保ちつつ、軽量で低コストというアルミの利点を兼ね備え、自動車・航空業界・電気電子機器、その他多くの産業で使用されております異種金属を張り合わせたクラッド材と違い、アルミの周囲に銅が完全被覆された形状です。 優れた導電性と熱伝導性、放熱性やはんだ付け性、メッキ性にも優れ、高い延性を持ち、加工が容易です。 制御された高温等温プロセスで冶金的に接合され、酸化も防止しています。 穴あけや曲げ加工の他、深絞り・ねじり・切削などの加工操作にも適応できます。
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基本情報
・銅の層とアルミニウムの層比率 <標準品>体積比 20%:80% 重量比 45%:55% そのほか、体積比 銅:アルミ、15%:85% 25%:75% の仕様も可能 ・標準材質 銅 C1100 (C1020も可) アルミ A1060 ・平坦度許容差 :≦0.15% 、幅許容差 :≦0.3mm 、厚み許容差 :≦0.05mm ● 形状 ブスバー(平角形状 直棒、コイル形状) 厚み:2~20mm 幅:30~300mm コイル・箔 厚み:0.3~4.0mm (3.0mm以上は要相談) パイプ 、丸棒・丸線 、異型材
価格情報
銅・アルミそれぞれ単体の重量単価と比較すると高額になりますが、使用面体積が同じでも重量が抑えられるため トータル的にコストダウンが可能です。 詳しくはお問い合わせください。
納期
用途/実績例
自動車・航空業界・電気電子機器、その他多くの産業で使用されております。 特に電気を流すような部材での銅からの変更による軽量化の実現が可能です。 また過去に、銅の価格変動を嫌いアルミ化の検討をされた例も少なくないと思います。このCCAであれば、アルミを大きく上回る導電率を確保できるので、実現の可能性が広がります。
詳細情報
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純銅ブスバーを使用していた部材をCCAに変更しました。純銅の時より一回りだけサイズを大きくする必要がありましたが、重量は約半減させれることが出来、軽量化とトータルコストダウンに成功しました。
カタログ(6)
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<金属材料商社部門> 豊富な在庫と4台のスリット設備で、東大阪コイルセンターから全国へ 伸銅品材料、非鉄金属材料販売を得意としております 次世代型銅アルミクラッド材「CCAC」もApplied Composite Material Corp.との協力により積極的にご提案しています <金属加工部門> 少量多品種の金属パイプ加工を得意としております。 コイル巻・R曲げ、各種曲げ加工、溶接加工など、多彩な技術があります。 熱交換器部品や機械設備部品などで使われる1点物から 自動車・民生・住設向けといった量のあるものまで対応します。 少ロットの多い曲げ加工の世界では、金型の有無が結構重要になったりします。 自社金型と設備、協力工場の設備と金型、いろいろMIXして提案します。 また、NC自動旋盤精密切削加工も、金属材料商社部門を持つ辰己屋ならではの調達メリットを生かし、技術力+調達力+コスト力で、お客様の満足度を高めております 創業80有余年、加工商社として、100年企業を通過点とし、 これからもグレイトカンパニーを築き上げて参ります。