スタンドアローン、高帯域、多チャンネルでの計測が可能なデータレコーダーWX-9000 シリーズ
『WX-9000 シリーズ』は、データ記録の確実性、信頼性が強く求められる、主に航空宇宙、鉄道、電力、防衛などの基幹産業における高帯域、多チャンネル計測でご利用いただくことを目的とした製品です。 従来製品の『WX-7000 シリーズ』と比べ、機能・性能など基本仕様を大幅に改善したことに加え、ランニングコストの低減やユーザービリティの向上を実現しています。
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基本情報
・高サンプリングの実現。256kHz サンプリング/100kHz 帯域に対応。 ・入手性が良く安価な2.5 インチSATA-SSD を採用。メディア容量は従来比べ2 倍の最大4TB に対応し、ランニングコストを低減。さらに耐振動性を確保。 ・記録レートを大幅に向上。SSD/PC スループット記録は約32MB/s、256kHz/16bit/64ch の記録が可能 ・ 従来品を上回る137dB(FFT ベース)のワイドダイナミックレンジを実現。 ・ 2 チャンネル毎のチャンネル間絶縁に対応。 ・ 1 ユニット最大128ch まで、16ch 毎のチャンネル増設が可能。 ・メインユニット、アンプユニット間の接続ケーブルを無くし、背面コネクタの脱着等の利便性を向上。 ・分散配置に対応し、メインユニットとアンプユニットを最大50m 離して配置が可能。 ・電源投入後のSTOP/REC STANDBY/REC 設定が可能。電源復旧後の記録再開が実現。
価格帯
納期
用途/実績例
・防衛関連事業者 ・鉄道間関連事業者 ・電力関連事業者 ・航空宇宙関連事業者 ・レンタル事業者
詳細情報
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ガスタービン 多チャンネル計測(振動、温度、気圧) 限られた予算の中で、航空宇宙エンジン設計者は常に安全性、騒音軽減、軽量化、効率性の技術革新を探求し続けなければなりません。 その結果、新しいエンジンはより安全で静かで軽量かつ効率的なものになります。これらのエンジンテストには莫大な費用がかかるため信頼のおけるデータレコーダーが必要となります。テストのデータ消失は予算を圧迫しプロジェクトの遂行が困難となります。 WX-9000はPCフロントエンドの計測システムのバックアップ用として信頼されご利用頂いております。
企業情報
ティアックは、トランスデューサーとアンプからレコーダー そして解析に至るトータルシステムサポートを提供します ティアックは、創立以来培い育んでいる記録技術をベースに、 さまざまなタイプのデータレコーダーを送り出してきました。 データレコーダーの使命である 「使われる用途に応じて、現象を正確に記録し、忠実に再生できること」 のために、常にリーダーとしての自覚とたゆまぬ努力で、 データレコーダーの発展進化に貢献してきました。 さらに一方では、広がり続ける計測のシステム化に対応するべく、 トランスデューサーやコンピューターへと製品ラインナップを拡充してきました。 これからもティアックは、未来の研究開発を推し進めるために、 豊富な経験と高度なテクノロジーで、 先進のトータルシステムサポートを提供していきます