電気特性が出ないトランスを、含浸工程の最適化で安定化した改善事例
【ご相談内容】 装置メーカー様より、次のようなご相談がありました。 ・試作したトランスで 期待した電気特性が出ない ・測定値に ばらつきがあり特性が安定しない 設計上は問題がないはずでしたが、実際の試作機では性能が出ず、原因が特定できない状態でした。 今回の依頼は 「コアを組み合わせた状態で含浸してほしい」 という工程指定でした。 課題 トランスの電気特性が ・安定しない ・設計値に届かない という状態でした。 製品として成立させるためには 電気特性の安定化が必要でした。 <秋田トランスの仮説> 状況を確認した結果、秋田トランスでは次の仮説を立てました。 含浸工程が特性に影響している可能性 含浸樹脂の入り方や 磁気回路の状態によって、 コイルや磁気特性に影響が出ている可能性があると考えました。
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基本情報
<実施した対応> そこで、指定された工程だけでなくいくつかの方法でトライアルを実施しました。 ・コアを組んだ状態で含浸 ・コイル単体で含浸 ・組立順序の変更 ・条件変更による検証 工程の順序を変えながら、複数回の試作・評価を行いました。 <改善結果> 最終的に コイル単体で含浸 → その後コアを組み立てという工程に変更したところ ・電気特性が安定 ・設計値をクリア ・特性のばらつき解消 という結果が得られました。 <この事例のポイント> 今回の案件では、 依頼された通りに製造するのではなく特性が成立する工程を検討する という視点で対応しました。 工程の順序や含浸のタイミングを見直すことで、電気特性の問題を解決することができました。
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納期
用途/実績例
【秋田トランスの対応領域】 秋田トランスでは ・特注トランス製作 ・巻線工程 ・含浸工程 ・電気検査/耐圧検査 など、トランス製造工程の一部受託にも対応しています。 このようなご相談をいただいています ・トランスの電気特性が安定しない ・含浸工程を外注したい ・巻線工程を委託したい ・試作トランスを製作したい ・小ロットの特注トランスを作りたい トランス製作や工程対応でお困りの際は、 お気軽にご相談ください。
企業情報
有限会社秋田トランス製作所は、1966年創業、秋田県井川町に拠点を 構える電子部品(主にトランス)製造業です。 小規模ながらも「全工程一貫体制」でのものづくりを強みとし、これまで 大手電子機器メーカーの子会社であるタムラ製作所と30年以上にわたって 安定的な取引を行ってきました。 現在は、長年培ってきた確かな技術と信頼を活かしつつ、販路を広げる フェーズに差し掛かっています。代表自身が現場と経営の両輪を 回している中で、外部営業に取り組める体制を模索しています。






