自動車駆動系の実車試験依存からの脱却を支援する試験シミュレーション提案
自動車の駆動系部品に関わる研究・開発・試験の現場では、実車試験走行による性能検証や不具合再現が、いまも重要な評価手段として用いられています。 一方で現場では、 ■テストドライバーによる繰り返し走行により、多くの時間とコストを要している ■試験条件のばらつきや計測不備により、再試験が発生してしまう ■特定条件でのみ現れる過渡現象や不具合を、何度も再現することが難しい といった課題が、開発効率の向上や品質検証の高度化を進めるうえでの制約となっています。 (株)シーゴートゥは、こうした現場課題に対し、実車挙動を台上試験環境で再現する「試験シミュレーションの構築」で支援しています。 実走行データの解析から指令波形の生成、リアルタイムOS/FPGAによる決定論制御、インバータを介した実負荷再現までを一体のアプリケーションに統合することで、部品単体でも再現性の高い試験環境を提供します。
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基本情報
生成された指令データはインバータへ送信され、モーター(ダイナモ)に対して速度・トルク・位置がリアルタイム制御されます。 その結果、供試体には「実車始動時と同等の速度変化・負荷状態」が物理的に再現され、実走行に近い条件での部品単体試験が可能になります。 この一連の処理は、 ■HMIによるデータ生成・可視化 ■リアルタイムOS+FPGAによる決定論制御 ■インバータを介した実負荷再現 を一体のアプリケーションとして統合することで成立します。つまり弊社は、実車試験が必要だった始動挙動の検証を、台上試験で再現できる環境づくりを可能とします。
価格帯
納期
用途/実績例
自動車の駆動系に関わるエンジン、トランスミッション、ハイブリッドシステム、EV向けモーター・インバータ・バッテリーなどの性能評価では、現在も実車走行による検証が用いられています。 しかしこの手法は、テストドライバーによる繰り返し走行や計測機器の準備、試験環境のばらつき対応などに多くの時間とコストを要し、開発効率の面で負担となるケースも少なくありません。 また、製品市販後の不具合解析やリコール対応では、問題が発生する過渡的な挙動を再現し、繰り返し検証することが求められます。しかし実車走行に依存した試験では、現象発生まで長時間の走行を要することも多く、反復試験の実施は容易ではありません。 そのため開発現場では、実車走行時に近い負荷や挙動を部品単体で再現し、同一条件の試験を繰り返し行える環境が求められています。 近年では、実走行データや数理モデルを活用したシミュレーション技術、ならびに制御ソフトウェア/アプリケーションによって試験条件を構築し、過渡変化を含む挙動を台上で再現しようとする取り組みも広がっています。
詳細情報
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クランク始動挙動を再現する試験シミュレーションの実例 例として、クランク軸の始動挙動を対象とした試験シミュレーションを取り上げます。 クランク軸が停止状態からアイドリングへ移行する瞬間には、速度が連続的かつ複雑に変化する特有の波形が現れます。開発現場では、この実車で計測された始動時の速度波形そのものを、供試体上で忠実に再現したいというニーズがあります。
企業情報
自動車の駆動系部品の研究・開発・試験現場では、 ・制御と計測が分離されているため、試験条件の再現やデータの同期に手間がかかる ・一つの試験を複数人で行うことがあり、生産性が低い ・試験後には、複数のデータを整理・評価・レポート作成を行う必要があり、検討や解析に十分な時間を割けない といった課題が、現場の“当たり前”として受け入れられているのが実情です。 株式会社シーゴートゥは、こうした課題に対し、計測・制御アプリケーション開発というアプローチで解決策を提供しています。 C#、LabVIEW、VC、VB、Verilog-HDLといったソフトウェアをベースに HMI、リアルタイム制御、FPGAを組み合わせることで、試験機・供試体・計測器等の制御を一つのアプリケーションに統合。制御と計測を高い確定性と同期性で成立させ、試験の自動化からデータ取得、評価・レポート作成までを一気通貫で行える環境を構築します。 弊社は、現場の制御・計測環境そのものを高度化するアプリケーション開発基盤パートナーとして、研究・開発現場の試験業務そのものをアップデートします。






