老朽化した駆動系試験設備の再活用を実現するレトロフィット・機能拡張提案
自動車の駆動系部品に関わる研究・開発・試験の現場では、長年運用されてきた制御システムなどが、活用されないまま遊休設備となっているケースも見られます。 一方で近年は、エンジン中心の評価からHEV・EV向けモータ・インバータ試験へとニーズが大きく変化しており、既設設備の老朽化や専用設計による柔軟性不足、保守継続の困難さといった課題が、試験環境の高度化や開発効率向上を進めるうえでの制約となっています。 さらに、試験システムを新規構築しようとすれば、大きな設備投資を伴うため、更新判断が難しく、活用されないまま残る設備も少なくありません。 (株)シーゴートゥは、こうした現場課題に対し、既設試験設備の機械及び電気的ハードを活かしながら、制御・計測・インターフェースを現代仕様へ刷新する「試験装置のレトロフィット・機能拡張」を提供しています。 これにより、試験テーマや評価対象の変化にも柔軟に対応できる、汎用性の高い試験環境の再構築を実現します。
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基本情報
自動車のエンジン、ミッション、モータなど、駆動系部品の試験現場では、20~30年前に導入された試験装置や制御システムを、いまも使い続けているケースが少なくありません。当時は多額の投資を伴って構築された専用設備であるため、簡単に廃棄や更新を判断できず、使われないまま現場に残り続けている状況も多く見られます。 さらに近年は、エンジン中心の評価から、HEV・EV向けモータやインバータ試験へとニーズが大きくシフトしています。 しかし既設の制御装置は、特定テーマ専用に設計された構成であることが多く、新たな試験条件や評価に、柔軟に対応できないという課題を抱えています。加えて、 ■制御装置の専用設計による汎用性不足 ■生産中止部品やメーカー廃業による保守継続の困難 ■上位側のPCやインターフェースの老朽化による運用リスク といった問題が重なり、本来は活用できるはずの試験設備が、遊休資産化してしまうケースも少なくありません。 さらに、こうした老朽化した制御装置や試験システムを、また一から再構築しようとすると、極めて大きな設備投資も必要となります。
価格帯
納期
用途/実績例
【 ケース1 】 クラッチ関連部品の試験装置レトロフィット エンジンとミッションを接続するクラッチ部品の試験装置では、使用頻度の増加に伴い、より高機能で安定した試験環境への更新が求められていました。しかし、従来方式で制御装置を刷新するには、非常に大きな投資負担が発生します。 そこで、専用制御装置の新規製造ではなく、高機能PC・IFパネル・cRIO等を組み合わせた汎用的な構成へレトロフィット。これにより、コストを抑えながら試験性能と信頼性を向上させ、継続的な評価運用に耐える環境を実現しました。 【 ケース2 】 エンジン試験からHEV・EVモータ試験への転換対応 自動車の電動化が進む現在、試験対象はエンジン中心からモータ・インバータ系評価へと大きく移行しています。 本来であれば、試験システム全体を新規構築する必要がありますが、既設の試験機モータや機械構成は引き続き活用したい、同時に投資コストは抑えたいという現場課題が存在します。
詳細情報
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試験装置のレトロフィットと機能拡張により、従来設備では難しかった付加価値の高い試験環境を実現できます。 最新のPC性能と制御・計測プラットフォームを導入し、cRIOなどのリアルタイムOS機器とFPGA処理を組み合わせることで、回転数やトルクを過渡的に変化させながら瞬時に発生する振動や負荷変動を、ms~ns単位の正確な周期で計測可能となります。 これにより、制御と計測を常に同一時間軸上で成立させた、確定性・同期性の高い試験シミュレーションを実現。試験条件の再現性とデータ信頼性を大幅に向上させます。 加えて、操作面においても、従来のように手動入力や個別機器設定に依存する運用から脱却し、アプリケーションソフトによる条件設定・自動運転・データ整理までを一体化。試験の自動化・同期化・高速化・高分解能化を実現し、現在の駆動系開発に求められる高機能な制御環境へと進化させます。
企業情報
自動車の駆動系部品の研究・開発・試験現場では、 ・制御と計測が分離されているため、試験条件の再現やデータの同期に手間がかかる ・一つの試験を複数人で行うことがあり、生産性が低い ・試験後には、複数のデータを整理・評価・レポート作成を行う必要があり、検討や解析に十分な時間を割けない といった課題が、現場の“当たり前”として受け入れられているのが実情です。 株式会社シーゴートゥは、こうした課題に対し、計測・制御アプリケーション開発というアプローチで解決策を提供しています。 C#、LabVIEW、VC、VB、Verilog-HDLといったソフトウェアをベースに HMI、リアルタイム制御、FPGAを組み合わせることで、試験機・供試体・計測器等の制御を一つのアプリケーションに統合。制御と計測を高い確定性と同期性で成立させ、試験の自動化からデータ取得、評価・レポート作成までを一気通貫で行える環境を構築します。 弊社は、現場の制御・計測環境そのものを高度化するアプリケーション開発基盤パートナーとして、研究・開発現場の試験業務そのものをアップデートします。






