配電線事故時の停電区間の分離・縮小や、健全停電区間への送電を可能とする時限順送方式のため使用される遠制型の子局装置です。
一般に、高圧配電線には線路途中に複数の高圧自動区分開閉器(以下、開閉器という)が施設され、配電線事故時の停電区間の分離・縮小や、健全停電区間への送電を可能とする時限順送方式が採られております。この装置はこれら開閉器と組合せて使用される遠制型の子局装置です。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
■□■特徴■□■ ■自動故障検出機能(自故検機能) 事故時に制御電源電圧の有無を判断して、あらかじめ設定した 機能(S型、W型、L型)の動作モードと、設定した時限に 従って自動的に開閉器の『投入』、『開放』、を制御する 自動故障検出機能(自故検機能)を有しております。 ■遠方監視制御機能 配電用変電所に施設した配電用テレコンと通信することで、 開閉器の『入』・『切』監視と『投入』・『開放』・ 『クイック(投入即断)』制御を可能とする遠方監視制御機能を有している ■瞬時励磁方式 送電線事故時や逆潮流有りの分散型電源との連系による 電圧動揺に起因する誤開放を防止する目的で、瞬時励磁方式を採用 ※CO2排出削減に効果! 瞬時励磁方式の開閉器と組合せて使用することで、 励磁電力不要によるCO2排出削減量は、年間約0.2t (注) (注)CO2排出係数を0.378kg-CO2/KWhとした場合
価格情報
-
納期
用途/実績例
仕様など、詳細はお問い合わせ下さい。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
弊社は1949年に電気通信省の線材製造指定業者として創業し、警察、鉄道、電力、放送などの公共事業体の電話・通信システムおよび関連機器を設計製造し、関係企業の発展とともに着実に地歩を築いてまいりました。また、大手メーカーのOEM製品にも多くの実績をもっております。 情報通信に関するシステムおよび製品を、設計から始めて製造までおこなう、いわゆる受注生産品を主力製品としています。 最近の主力商品には防災情報システム(JR東・JR北海道)指令電話システム(JR各社・電力各社・民放各社)遠方監視制御システム(JR各社・電力各社・通信キャリア各社)緊急連絡システム(私立小中学校)などがあります。 現在は通信ネットワークの進化に対応すべくサーバーレスIP会議通話システムなど、IT,IPに関する最新システムの技術開発に取り組んでいます。 大手メーカーが不得意とするニッチな分野の課題をいただければ、長年にわたり蓄積してまいりました経験と最新技術を駆使して、低価格、短納期でお応えする所存でございますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。