【AI画像検査事例】金属部品の組み立ての方向違いを判定
金属製品の方向間違いで組み立てた異品を検出し、判定します。
50mm程度の金属製品中にある細かい部分の組み立て実装では、見た目のシルエットがほぼ同じため方向間違いで組み立てた異品を出荷するという事故が発生していました。今回はそんなお困り事の解決のために画像検査の判定テストを試みました。 【検査設定と検査結果】 EasyInspectorの「色比較検査」機能を使用することにより部品の向きの違いを検出し、見た目の似通った類似品(異品)を1秒未満で判定することができました。ピクセル検出率合否基準値を設定します。ここでは検出するシルバーの色が上限値を超えたら不合格となるよう設定しています。写真の赤い部分が指定色を検出したピクセルです。 【使用したソフトと機器】 使用ソフト:EasyInspector310 視野範囲:250 x 200mm 検査対象の最小サイズ:5mm 検査個所数:1ヶ所 カメラ解像度:300万画素 レンズ焦点距離:35mm レンズと製品との距離:300mm 照明:ドーム照明
- 企業:株式会社スカイロジック
- 価格:応相談