ガスケット パッキン Q&A No.6
テフロンのクリープ現象を改善出来る素材はないですか?
株式会社ダイコーが、ガスケット・パッキンに関する疑問にお答えします。 〇クリープ現象 ふっ素樹脂系のガスケットはクリープー緩和特性による ボルト軸力の低下が大きいことが知られており, ボルト軸力の低下によって密封性能の低下が懸念されるとともに,内圧による荷重および地震 などによる配管外力により漏えい事故の危険性 が高まるので,増締めにより適切にボルト軸力 を管理することが必要である。 〇対策商品 PTFEに特殊な耐食・耐熱性の無機質充填材を混合することで、耐クリープ性を向上させたガスケットで、200℃まで使用できます。 代表的な商材でバルカー製品V7020、ニチアス製品T9007LCなどがあります。ふっ酸、強アルカリを除くほとんど全ての流体に耐性があります。 弊社では板材で在庫がありますので、ご指定の寸法に加工可能です。
- 企業:株式会社ダイコー 本社
- 価格:応相談