【技術資料】高強度・高耐食ステンレスボルト
強度と耐食性に優れた「高強度・高耐食ステンレスボルト」について各種試験結果や材質など、さまざまな技術情報を掲載しています。
「高強度・高耐食ステンレスボルト」は、耐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼SUS304・316材を基材にし、圧造加工により材料強度と加工硬化を活かすことで、JISB1054のA2規格値を超越した製品です。 【検証実験】 ステンレスボルト引張試験(サイズ:M8 P1.25) ○引張強さ:1018.3 MPa ○0.2%耐力:854.6 MPa 自社開発したバウシンガー効果(※)抑制加工法を製造工程に導入することで、熱処理無しで強度確保を可能にしました。 ○強化熱処理を施さずに強加工が可能となり、環境負荷を低減 ○熱処理工程を省くことでリードタイムを短縮可能 (※)バウシンガー効果とは 一度ある方向に塑性変形を与えたのち、逆方向の荷重を加えると、 再び同方向に荷重を加えた時より塑性変形が低い応力で起こる効果 耐食性と強度を両立し、コスト削減にも貢献できるステンレスボルトです。 詳しい技術情報は、テクニカルレポートに掲載しています。是非ダウンロードからご覧ください。