マトリン ソフォラ抽出アルカロイド 抗炎症・抗ウイルスAPI原料
クララ由来の天然アルカロイド。抗炎症、抗ウイルス、免疫調整作用を持つ高純度API原料。多彩な応用分野に対応。
マトリン(Matrine)は、マメ科植物苦参(Sophora flavescens / クララ)の根部から抽出される天然アルカロイド化合物で、伝統中医学において長年使用されてきた有効成分です。現代ではその抗炎症・抗ウイルス・抗腫瘍・免疫調整作用が注目され、さまざまな健康食品や医薬用途に利用されている重要なAPI原料です。 主な機能と作用: 抗炎症作用:NF-κB経路の抑制を通じて炎症性サイトカインの発現を抑制。関節炎や皮膚炎対策に有効。 抗ウイルス作用:C型肝炎ウイルス(HCV)、エボラ、HSVなどの増殖抑制が研究で報告されています。 抗腫瘍作用:がん細胞のアポトーシス促進・細胞周期阻害。補助療法としても注目。 免疫調整作用:マクロファージやT細胞の機能調整を通じ、免疫バランスを整える効果が期待されます。 抗菌・抗真菌作用:大腸菌、ブドウ球菌、白癬菌などへの抑制効果も確認されています。