【VE事例】全長510mm 内径勾配0.1°成形金型
異形筒形状(かまぼこ状)の一体成型!起工から量産まで、60日間で立ち上げました
お客様はOA機器の製造販売を行っており、商品開発おいて、充填容量UPの為 丸型筒形状ではない、かまぼこ状で検討していました。 しかし、丸型筒形状に比べかまぼこ形状の方が離型抵抗が大きくなると想定。 本製品では、2分割しない一体筒形状のまま、金型を製作する事により、 金型製作に掛かる費用及び製品コストの大幅な低減を図りました。 全長約510mm、抜き勾配0.1°という、従来であれば金型のスライド構造では 抜くことが難しい長い製品を勾配を小さくし、製品へのスライドコアの軽減 するための、スライドコア作動方法と冷却構造が金型製作のポイントになります。 【商品開発における課題と検討事項】 ■充填容量UPの為丸型筒形状ではない、かまぼこ状で検討 ■丸型筒形状に比べかまぼこ形状の方が離型抵抗が大きくなると想定 ■離型抵抗が大きいと製品が金型から抜けない事が想定されたため、異筒形状を 2分割し振道溶着で接合した形状案で検討 ■異筒形状の2分割案以外の製品実現のアイディアが無いか模索されていた ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:三行合成樹脂株式会社
- 価格:応相談