SPS傾斜機能材料『SPS-FGMs』
着想ひとつで世の中になかったモノを。日本生まれ、日本育ちの新素材です。
◆SPS焼結法 1960年代初頭の日本で発明されたSPS(Spark Plasma Sintering=放電プラズマ焼結)法は、焼結型に粉末原料を充填し、電流を印可して焼結させる方法。 難焼結材であっても均一な緻密体を作製でき、時間は従来の1/10、消費電力は1/3~1/5程度に抑えられます。 今日では、欧米やアジア諸国、BRICs各国などでその有用性が高く評価されている技術です。 ◇傾斜機能材料(FGMs=Functionally Graded Materials) 金属とセラミックス、易削材料と超硬。 一体化が難しい、相反する特性を両立させるため、「材料の組成や組織、物性などを連続的/段階的に厚さ方向、或いは広がり方向に一体化させたもの」がFGMsです。 提唱されたのは1980年代半ばの日本。スペースプレーン構想の中で考案されました。 出発点となった熱応力緩和型FGMsをはじめ、ポーラス材料に強度や耐食性などを付与できる気孔率傾斜型FGMsや、ねじ切り加工ができるFGM超硬など、それまでの概念を覆す発明は、お客様の着想ひとつです。
- 企業:株式会社ピーエムティー 本社・工場
- 価格:応相談